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私たちは「節電の夏」に勝利した

公開日:2011年9月8日 | 最終更新日:2013年4月18日

夏が終わろうとしています。

この夏は「節電の夏」でした。言うまでもなく東日本大震災・福島第一原発の事故に伴い、かなり早い段階から夏場の電力不足が指摘されていたためです。

A Week in Tokyo 67 / Danny Choo

A Week in Tokyo 67 / Danny Choo

現在、未曾有の災害により東京電力管内の発電容量不足が顕在化している。各方面からのできる限りの協力を得て4月中に4000万kW を確保予定であり、引き続く努力により夏には4600~4700万kW の発電容量を確保の見込みと報道されている。
しかし、夏のピーク時には例年6000万kW を超える需要が、今年の夏には相当の節電協力を含めても5500万kWもの需要が見込まれている。このように1000万kWに迫る夏のピーク時の電力不足を埋める目途が立たず、継続的な計画停電が避けられないと予想されている。このことは、東電管内2000万世帯に対して300万世帯以上の電力が不足することを意味する。

『大震災による東日本の電力不足に関する緊急提言/公益社団法人 化学工学会/東京大学政策ビジョン研究センター』(2011/03/28)

この頃、東京電力管内で実施された計画停電が産業界から一般市民まで甚大な影響を与えたこともあり、なんとか停電を避けるために、電力使用制限令により大口需要家には消費電力15%削減が義務付けられ、中小企業のような小口需要者と一般生活者にも努力目標として15%の節電が求められました。

これに伴い、さまざまな節電対策が提唱されました。

大量のパブリシティ・マス広告が展開され、多くの方々が節電に協力しました。企業もさまざまな形で、こうした動きに積極的に参加協力しました。

その結果、多くの人々の意識と行動は、明らかに変化しました。

結果、どうなったでしょうか。

何とか峠は越えたということです。

官民一体の節電対策により電力使用量は何とかコントロールされ、大規模な停電に見舞われることなく、私たちはこの夏を乗り切ったのです。

これは、勝利と呼ぶべき成果です。

私たちはこの「節電の夏」「苦難の夏」に勝利したのです。

もちろん今後の課題は山積しています。過剰な節電による健康被害の問題もありました。

ばら撒かれた放射性物質を除染する目処は立たず、原子力発電の今後、長期的なエネルギー施策についても、まだ何も見えていません。

しかしながらこうした課題には、みんなが一体となって目標をクリアし困難を乗り切ったという事実を、しっかり分かち合った上で立ち向かうべきなのではないかと思うのです。

また前述のように「勝利」の中でPRが果たした役割も、非常に大きかったと思われます。これもまた、次に繋がる成果として、評価すべきだと思います。(四家)

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