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書評 – 次世代マーケティングプラットフォーム

公開日:2008年11月17日

今、広告だけじゃなくマーケティングの分野でも、技術的なことがどんどん変化している時代だと教えてくれる1冊です。ウェブ以外の場所でおきている事についても、広く扱っています。
次世代マーケティングプラットフォーム

はじめに
序章 広告の「終焉」と「周縁」
第1章 広告からテクノロジーへ
第2章 ネットに拡大するマーケティングプラットフォーム
第3章 リアルとネットの融合1 デジタルサイネージ
第4章 リアルとネットの融合2 モバイルウェブ
第5章 そして覇者なき市場へ
第6章 次世代マーケティングプラットフォームの課題
第7章 メディアと広告そしてすべての企業の未来
おわりに

広告が置かれている現状から話が進みます。面白いのはデジタルサイネージ。
聞きなれない言葉だったのですが、簡単に言うと、ネットと繋がっている看板です。ネット経由で広告(屋外や交通広告)を表示するというのです。さらに、デジタルサイネージのすごいのは、カメラやセンサーをとりつけて、性別、年齢、気温、湿度などの情報を取得し、判断して、広告を流すことが出来るようになる、というのです。こうなると、別の次元ですね(このお話は「「テクノロジーになる広告と、経済のリワイヤリング」セミナーレポート」でもご紹介しています)。
従来のテレビ、新聞などに出ている広告とは違う世界へ移りつつある。そのことを、筆者が海外で行なったインタビューを交えて書いているので、広告の変化がすでに起こっている事が伝わってきます。
デジタルサイネージ、ウェブでの広告には、共通している点があります。効果測定が非常にシビアなことです。
たとえば、ウェブであれば、GoogleやYahoo!に広告を出したら、どうやってユーザーが自社にアクセスし、営業活動を行って、売り上げがたったのか?そこまで考えている点です。
広告の出稿から、解析までを一つのシステムで行うのではなく、Googleや、Salesforce(セールス フォース)を利用して分析する。これが、現在進行している広告のあり方なんだということです。
ウェブで仕事をしているので、このような感覚は漠然とですが感じています。でも、漠然と頭の中にあるだけだったのが、この本を読むと、まとまってくる感じになりました。

photo

次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの
湯川 鶴章
ソフトバンククリエイティブ 2008-09-27

by G-Tools , 2008/11/07

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