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書評 – 仕事道楽 – 高畑勲と宮崎駿と並ぶ男

公開日:2008年9月1日

「崖の上のポニョ」が好評のスタジオジブリ。スタジオジブリで映画プロデューサーを務めるのが、鈴木敏夫氏です。ご存知の方も多いと思いますが、この方も、宮崎駿氏や、高畑勲氏という強烈なキャラクターに負けることなく強烈な人なのです。
仕事道楽

序にかえて―体にしみこんでしまった記憶
1 「仕事は公私混同/まかせた以上は全部まかせる」―『アニメージュ』創刊のころ
2 「つきあう以上、教養を共有したい」―高畑勲・宮崎駿との出会い
3 「一番大事なのは監督の味方になること」―『風の谷のナウシカ』そしてスタジオジブリ設立
4 「企画は半径3メートル以内にいっぱい転がっている」―宮崎駿の映画作法
5 「みんなで坂を転げ落ちるのが映画づくりだ」―高畑勲の論理と実践
6 「人間、重いものを背負って生きていくもんだ」―徳間康快の生き方
7 「いいものを作るには小さい会社のほうがいい」―「町工場」としてのジブリ
あとがき 雑談のなかから作品は生まれる

たしか、スタジオジブリとディズニーの契約のときに日本刀を持ちながら、移動していたのは鈴木敏夫さんじゃなかったか?と記憶をたどりつつ読みました。
本著の大部分は映画製作の裏話になっています。スタジオジブリの映画製作の様子は、資料が多いように思います。そのなかで知らなかったエピソードなど、いろいろと書かれていて、高畑氏と宮崎氏との出会いや、仕事に対する想いなどが詰まっています。スタジオジブリの映画作りについて詳しくは、「もののけ姫はこうして生まれた」が参考になります(3巻セットでかなり長く、ものづくりを志す方は絶対に見ておくべきです)。
映画作りを経験したことはありませんが、1つのプロダクトを生み出していく過程は参考になるかもしれません。ただ、宮崎氏から生まれるモノを、どうやって形にして、広めていくか?というのは、独特なところもあります。
気になったのは、町工場としてのジブリ、という話。スタジオジブリは140名ほど(2008年8月29日現在)の会社組織です。大きな会社になりつつあるスタジオジブリが考える組織について、興味がありました。映画を作る上での組織って、それぞれがどんな役目を持っているんだろう?と思って読んだのですが、ここらへんは実際に読んでみてのお楽しみ。
高畑氏と宮崎氏が、一つ一つの仕事を楽しんでいたのかがよくわかる本でした。

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