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書評 – 明日の広告 – 広告がネットで変わっていくのか?

公開日:2008年7月28日

ネット活用が広がる中で、広告の変化をどう感じているのか?広告制作のプロの意見を知るにはとてもいい本です。単純に広告を出しても、セールス(売り上げ)につながらなくなった感覚がある方に。原因を考える上で参考になるのではないかと思います。
明日の広告

はじめに ~「なんだか小難しい時代になっちゃったな」とお嘆きの貴兄に
第1章 消費者へのラブレターの渡し方~広告という名の「口説き」の構造
第2章 広告はこんなにモテなくなった~変化した消費者と広告の20年
第3章 変化した消費者を待ち伏せる7つの方法~彼らと偶然を装って出会うために
第4章 消費者をもっともっとよく見る~コミュニケーション・デザインの初動
第5章 とことん消費者本位に考える~スラムダンク一億冊感謝キャンペーンより
第6章 クリエイティブの重要性~商品丸裸時代とネオ茶の間の出現
第7章 すべては消費者のために~消費者本位なチームづくり

今まで、そして現在の広告についてまとめがあります。自分の体験と照らし合わせて考えてみても、広告というのは印象的で、実際に買うシーンで思い出して、購買につながったりします。
テレビや、新聞に大きく何回も繰り返し、形を変えながら出ることで、広告は消費者に商品メッセージを伝えていたと思います。
ところが、インターネットが出始める前後から、広告で消費者に商品メッセージを届けにくくなっていると感じ始めたそうです。
自分のことを振り返ると、ちょうどそのころ大学生になり、一人暮らしを始めたころで、テレビを見る回数も減り、自分で新聞をとっていなかったので、広告を見る機会が減りました。
大学を卒業して、社会人になり、1年ぐらいでYahoo! BBが登場し常時接続の時代が到来したときには、もっとテレビを見ていませんでした。
ウェブで知る情報も増え、GoogleやYahoo!などの検索結果からの情報、ウェブを利用したクチコミ、掲示板情報などから、広告よりも同じ目線にいるユーザーの評価を信用している状態になっています。
そんな今でも、広告は昔と基本は変わらないのではないか?と筆者は考えているようです。ユーザー(消費者)を良く知り、どこで商品メッセージを渡せばいいのかがポイント。このポイントをどうやって探すのか?その後のユーザーとのコミュニケーションをどのように構築すればいいか?そうした話が、この書籍には詰まっています。
面白いのは、ネオ茶の間という表現です。ネオ茶の間が何かということは、本書に譲ります。ネオ茶の間の状態が、結構長くなってきたかも?と思います。
本書では、商品メッセージを伝える相手(ユーザー・消費者)を見極めて媒体を選び、時には作り出すことを考えています。
ウェブサイトに限定した場合でも、同様でどのコンテンツのときに商品メッセージを伝えて、コミュニケーションを取るのか?という考え方は、応用できそうですね。
商品のメッセージをどうやって、相手(ユーザー・消費者)に伝えたいか考えている方にお勧めの書籍です。

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