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テクニックがあれば文章が書ける!‐書評‐『Webライティング実践講座』

公開日:2014年6月19日 | 最終更新日:2014年8月11日

「ブログ/SNSって何を書けばいいんだろう?」
「いざ書き始めても全然進まないんだけど…」
「【渾身の作】を発信したつもりなのに、どうしてユーザーの反応が少ないのか?」

 

こんにちは。ディレクターのいがらしです。

上記のようなお悩みを持つソーシャルメディアやブログの運用担当の方は多いのではないでしょうか?
※私の心の声ではありません。

Web向けの文章はどうやって書けばいいの?

以前は人に読まれる文章を書くのは文章作成の専門家(編集者、コピーライターなど)が行っていましたが、現在では誰でもWeb上で発信できるようになりました。

実は一般的な文章を書くこととWeb向けに文章を書くこと(=Webライティング)は別物なのです。

以下2つの違いを簡単に挙げてみました。

一般的な文章作成 Webライティング
性質 書き手から読み手へ一方的に伝達 相互コミュニケーション
対象 人間のみ 人間+機械(検索エンジンなど)

一般的な文章作成より求められるものが多いように感じられますが、Webライティングには専用のテクニックが存在します。
それさえ使いこなせればユーザーの目を惹くWeb向けの文章が書けるようになるんです。

そこで、今回は、Webライティングのテクニックを学べる書籍Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明までをご紹介します。

Webライティングの基本的な6つのステップ

本書ではWebライティングの基本として以下6ステップを挙げています。

  • STEP1 「転」を決める
  • STEP2 見出しを作る
  • STEP3 あらすじを組み立てる
  • STEP4 「書き出し語」を考える
  • STEP5 文を書く
  • STEP6 文を整える

その中でも個人的に参考になった2ステップを取り上げます。

STEP1 「転」を決める

物語を構成する起承転結はご存じかと思います。

  • 起…事実や現状の説明
  • 承…起の詳細な説明、理由
  • 転…話題の転換
  • 結…全体の締めくくり

一般的には「起」から書き始めると思いますが、本書では「転」から考える方法を説明しています。
すでにテーマが決まっている場合は、メインテーマを「転」にして「転」とは反対の状態を「起」にするというのです。

例:

  • 起(メインテーマと逆)…文才がないと文章が書けない
  • 転(メインテーマ)…テクニックがあれば文章が書ける

他にも、常識を覆して「転」にするプレスリリースを先に書くという手法が紹介されています。

STEP2 見出しを作る

Web上の文章で最初に見られるのは見出しになります。見出しでユーザーの関心を引けなければ、中身を読んでもらえません。

本書では以下目的別の3種類の見出しを紹介しています。

  • SEO見出し
    情報への需要に対してコンテンツを供給する。検索結果でよりクリックされやすいように工夫する。
  • 煽り見出し
    コンテンツを供給して情報への需要を喚起する。ニーズのないユーザーにもアピールする。
  • 要約見出し
    コンテンツのノイズを省いて情報の主成分を取り出す。ユーザーの利便性を高める。

ユーザーに見つけてもらうのに必要なのはSEO見出し、煽り見出しであり、本文を読み進めていく上で必要なのは要約見出しになるとのことです。

最近インターネット上で話題になった煽り見出しと思われる例をいくつか挙げてみます。

使ってはいけない組み合わせって何?男だけで行ったのにモテたって本当?
どちらの例も初めに目にした際「えっ?」と興味関心を引くものになっています。

まとめ

本書には上記2ステップ以外にもあらすじの構成や無駄のない文章への改善方法など役に立つテクニックが紹介されています。

誰でも発信できる反面、多くの人に読んでもらうのが難しいWebコンテンツ。
今後ますますWebライティングの重要性が増してくると思われます。

ソーシャルメディア運用担当の方はもちろん、Webに関わる方に読んでいただきたい一冊です。

Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで

目次

第1章 基礎編 ライティングとWebライティング
1.1 「見出しから作る」がライティングの基本
1.2 起承転結は「転」から考える
1.3 見出しは3種類しかない
1.4 あらすじはカメラワーク
補講 SEO見出しから本文を書いてみよう
1.5 わかりやすい文章とコピペブログの勘違い
1.6 「書き出し語」を決めれば本文は書ける
1.7 キビキビとした文章への直し方
補講 プロ並みに無駄のない文章
1.8 敬語の誤用はちょっとなら気にしなくていい
1.9 コーポレート・キュレーションと「乗っかる」PR
1.10 ソーシャルメディアを成功させるコンテンツ戦略
第2章 実践編 いろいろな文章の型
2.1 新聞記者の目に留まるプレスリリースの型
補講 新聞記者の目に留まったプレスリリース
2.2 商品を説明するときの一般的なあらすじ
2.3 買いたい気持ちが高まる商品説明
補講 参加したい気持ちが高まるサービス説明
2.4 今すぐ買ってもらうためのコンテンツの作り方
2.5 見に行きたい!と思わせる話の流れ
第3章 応用編 ツールを使ったライティング
3.1 Excelで商品説明を量産する
3.2 Google AdWordsキーワードツールで見出しを作る
3.3 Googleアナリティクスで書くべき記事を見つける
3.4 Googleトレンドで見出しとあらすじを考える
3.5 Wikipediaでテーマを探す
3.6 Wordで文章を校正する
3.7 はてブで怒りを抑えられないエントリーを見つける

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