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セミナー「まずは押さえたい Webマネジメントの基礎講座」@コンバージョン率をアップさせるアクセス解析

公開日:2007年7月27日

7月5日に株式会社アシスト主催の「まずは押さえたい Webマネジメントの基礎講座」についてです。時間がたってしまいましたが、社内の参加者からレポートをもらいましたので公開します。
今回は、「コンバージョン率をアップさせるアクセス解析」についてです。


コンバージョン率をアップさせるアクセス解析
~解析のための解析で終わらせない、アクセス解析の目的とは?~
有限会社いなかどっとコム 代表取締役 石井研二氏

 「ホームページの効果はPVだけではなく、本質はコンバージョンにある。
 石井氏はまずこのフレーズから講演をスタートされました。ここで石井氏が唱えるコンバージョンとは、安全圏で単なる「訪問者」「読者」というスタンスでサイトを見ていた人が、氏名等を明かすなどして「顧客」「見込み客」と呼んで良い状態に変わること、言わばユーザーの「態度の変容」であると定義していらっしゃいました。狭義で言えば、資料請求や問い合わせ、あるいは購入などを意味しますが、多くの会社でこの非常に大切な指標を正確に把握していないそうです。
 例えば、大学などに非常に多く見受けられるのが、資料請求送付を代行業者に依頼し、送信フォーム自体を業者サイトに頼っている場合だそうです。こういった数値が把握されていない状況において、アクセス解析でページとページの「間」を見ることが重要になるそうです。
 例えば、ホームページの総訪問者数が100,000人、そこから資料請求ページの表示回数が1,000回、最終的にサンキューページの表示回数が100回であった場合、これらをパーセンテージに直すと総訪問者数の1%が資料請求のページに行き、資料請求のページの10%がサンキューページ行ったということになり、この場合問題は総訪問者数から資料請求のページの「間」ということになるそうです。
 そこで、コンバージョンが増えない理由として石井氏は2点挙げられておりました。1つ目はコンバージョンへつながるボタンの配置の問題です。例えば、訪問者はスクロールをしてページの下部を見ているときに、その訪問者の視界に資料請求のボタンがないなどよくあるそうです。そして2つ目に実際に資料請求のページに訪問者が入っても、どんな内容の資料がもらえるのかが明記されていないことです。訪問者の心理としては良いものをもらえるともわからないので、名前を書くのには抵抗があるそうです。
 以上を踏まえコンバージョンを増やすためにはポテンシャルのある訪問者が、どのくらいの数がいてどのような属性でどう対応するのかを策定することが一つあり、そしてもう一つ、自社にとって価値のある大きな市場を捨てていないかどうかがポイントになるそうです。例えば、洗剤を売っている場合、洗剤市場だけでなく車の汚れをなんとかしたい人という市場はないかどうかということだそうです。


アクセス解析は、奥の深いものです。コンバージョンもそうですが、どのような数字が必要で、そのためにはどんな風にアクセスログをとればいいのか、採取した数字はどれぐらいの期間で変化するものなのか?仮定と調査を繰り返し進めていくことが必要です。
そして、今回のセミナーで出てきたユーザ属性を知る術も考えなくてはいけません。これを実際に考えるのが難しいです。
本当に、アクセス解析を知れば知るほど、奥が深くて難しいですね。


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