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YouTube動画によるブランディングの可能性

公開日:2014年1月29日

こんにちはディレクターの竹本です。

皆さん言われずとも承知のことと思いますが、動画共有サービス YouTubeは、インターネットユーザーにとって、日常的に活用するツールとなっており、2013年3月には月間のユニークユーザー数が10億人を突破したと公式ブログでも発表がありました。これはネットユーザーの2人に1人がYouTubeを利用していることになるそうです。

こうした背景を受け、企業で運用する公式チャンネルを持ち、YouTubeを活用した情報発信、マーケティングを行い、たくさんの成功事例が聞かれるようになりました。

今日はRed Bullの事例を元に、YouTubeを活用したマーケティング戦略、ブランドイメージ戦略を紐解いてみたいと思います。

Red Bull 公式YouTubeチャンネル

Red Bullは2012年には全世界で52億本を売上げ、マーケティングの成功事例としてあげられることも多いエナジードリンク 「Red Bull」 。イメージ戦略の一環としてYouTube上での動画配信もブランドイメージ戦略のために活発に行っています。

公式チャンネルの登録者数は2014年1月現在で300万人以上を誇り、公式チャンネル内の動画で最も視聴数の多い動画は、3500万回を越えています。

最大の視聴数を誇る動画は「Felix Baumgartner’s supersonic freefall from 128k’ – Mission Highlights」というタイトルで、2012年10月にRed Bullの企画として、成層圏である高度3万6,576メートルから生身の人間がフリーフォールする、というとんでもないものでした。これはRed Bullの公式チャンネルでライブ配信され、リアルタイムで見た人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

Felix Baumgartner’s supersonic freefall from 128k’ – Mission Highlights

この企画も含め、公式チャンネルで配信される動画の内容は、エクストリーム系、スピード系スポーツの技や記録をとてもかっこよく撮影していますが、一見Red Bullの製品から考えると、なんの関係があるのか、なにが目的なのか、わからないような動画のラインナップです。一体これがどのようにブランドに、製品に結びついていくのでしょうか?

Red Bullのターゲット設定とイメージ戦略

栄養ドリンク市場と聞いてすぐに頭に思い浮かぶのは、「リポビタンD」の方は多いのではないでしょうか。イメージの通り「リポビタンD」は栄養ドリンクの市場では今も怪物的な存在で、2000年時点では50%以上のシェアを締めていたそうです(国内)。

Red Bullはこの市場に対して、ターゲットを明確に分け、マーケティングを行うことで新しい市場を開拓しています。「リポビタンD」、「チヨビタドリンク」といったそれまでの栄養ドリンクは、徹夜のサラリーマンや、風邪などで体力が弱っているときに飲む、というイメージであったのに対し、「スポーツや遊びでより力を発揮したいときに飲む」という新しい打ち出し方でターゲットを明確に分けています。

リポビタンD、チヨビタドリンク  ⇒  疲れた体、弱った体に
Red Bull  ⇒  スポーツや遊びでより力を発揮したいときに

つまり、ターゲットを「スポーツや遊びが大好きな元気な若年~中年層」に設定し、ターゲットの好む、エクストリーム系、スピード系スポーツのかっこよさを武器に、「かっこいい!エキサイティング!」といったような非常にシンプルな感覚で、沢山の共感を得、共有されることによってブランド認知を高め、動画のイメージに沿って「かっこいい!エキサイティング!」をブランド自体のイメージとして植えつけています。

公式YouTubeチャンネルに見る コンテンツマーケティング

Red BullのYouTubeチャンネルでは、ターゲットユーザーが自発的に見たくなるコンテンツを用意する「コンテンツマーケティング」を非常にわかりやすく体現している、と言えるのではないでしょうか。

YouTubeはご存じの通り、自ら検索したり、関連動画をたどったり、紹介されているWebページから自ら見たいと思って見ない限りテレビ広告や雑誌広告、テレマーケティングと違い、見たくない人がその動画を再生することはありません。「見せられた」ものでなく「見たくて見た」。それは同じ一回の視聴でもその価値が大きく違うことを意味しています。

また、米国での検索エンジンランキングによると(少々古いデータですが…)、YouTubeはGoogleについで大きなクエリ数を誇る巨大な検索エンジンであり、インターネット上で動画とユーザーの接点を持たせるのに非常に最適な場所の選択をしていると言えます。

更に広がるYouTubeの可能性

YouTubeではYouTube Analyticsという解析ツールが無料で利用できます。

YouTube Analyticsで主に確認できるレポート

  • 収益レポート
  • 再生回数レポート
  • エンゲージメントについてのレポート

これを使ってユーザーを分析することで、自分の配信した動画のどの部分がユーザーに共感されているか、エンゲージメントが存在するかを分析し、より効果的 な動画やその他のコンテンツにに活かしたり、自社のチャンネルに集まった見込み客のデータを管理し分析してリマーケティング広告を打つこともできます。

また、YouTubeではクリエイターに向けて動画の制作にも積極的に支援しており、YouTube パートナー プログラムに登録することで、動画を撮影する為のスタジオや機材を無料で提供しています。利用には諸条件がありますので詳しい利用方法は以下のリンクからご確認ください。

 

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