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【株式会社アスキーソリューションズ】やりがいとプレッシャーは紙一重

公開日:2006年12月16日

PHOTO    MEMO

なかた・あきこ(写真左)
大学で英米文学を専攻、ソフトウェア開発会社勤務を経て、1990年11月株式会社アスキーに入社。
営業・貿易事務、秘書、ソフトウェア営業、イベント企画、製品PRなどの業務に携わる。
2002年6月株式会社アスキーソリューションズに転籍、広報・広告宣伝を担当。東京都出身。

― アスキーグループにおける御社の沿革を教えてください
 「株式会社アスキーのネットメディア事業部が分離独立し、2002年6月1日よりアスキーソリューションズとして営業を開始しました。その後トータルソリューションプロバイダーとして業務を拡張し、グループ内でも完全独立した会社としてのポジションを得ています。」

― どのような事業を展開されているのですか
 「これまでのパッケージソフトウェアの提供にとどまらず、システム販売、ソリューションビジネス、アウトソーシングを展開中です。中でもサーバ系製品、特にフィルタリングソフトや音声認識ソフトには力を入れています。弊社は、先進的かつ有用なものにいち早く注目し、国内でNo.1になるものを積極的に販売していく方針で、ソフトウェアとハードウェアを融合させ、さらに顧客の業務改善や経営のスピード化、効率化、コストダウンなど実践的な効果を提供しています。」

― お一人で広報業務を担当されているそうですが、普段の業務内容は?
 「プレスリリースのスケジューリング・作成・発行、プレスキャラバンの調整・設定、取材対応などから、リリース後は掲載記事検索・クリッピングも行いますし、パブリシティ活動やタイアップを含む広告宣伝など、マス媒体のPRを担当しています。とはいってもほとんどが独学で、今でも勉強の毎日ですよ。」

― それだけの業務をこなすのは大変そうですが。
 「もともと一人で始めた仕事ですから。私はアスキーの出版局の事務職からパッケージソフトの営業担当に志願したんです。営業の経験はゼロでしたが、自社の雑誌の編集長とのリレーションを活用して、量販店の誌面紹介でプロモーションをしかけました。これが自信になって、広報を始めたのですが、当時は販促広報というセクションがなく、やりたければ自分でスキームを作らなければならなかった、というのが実情です。」

― どのようにスキルを磨いていったのですか
 「模索の毎日です。失敗もしましたよ(笑)。初めて書いたプレスリリースが記事になった日に、社長(編集部注:アスキー創業者の西和彦氏)から突然呼び出しをうけ、上司と一緒にきつく注意されました。特にリリースの内容が開発部門に寄りすぎで「判りにくい」と。リリースは公式文書であり、会社の名刺なのだと改めて認識させられました。「次回は倍頑張ります」とお答えして、その日から猛勉強です(笑)。でも、それからは社長が自らリリースを添削してくださったり、ずいぶんと応援していただきました。今の私があるのは、あのときのお叱りの言葉があったからだと思っています。」

― 現在の業務ではどのような工夫をされていますか
 「やはり、読者やユーザーを考慮した分かりやすい内容のプレスリリースを心がけています。次に、ターゲットとなる媒体に積極的に製品を紹介すること。プレスリリースが取り上げられやすい媒体やコーナー、編集方針などを把握すること。マスコミとの人脈作りを心がける・・というところです。また、元アスキーの編集者は各媒体社で活躍していますので、情報交換やキーマンを紹介していただいたこともあります。前職のアスキー出版局時代の人脈が非常に役立っていますね。」

― 角川ホールディングスの株式買収により体制や業務に影響はありますか?
 「弊社はアスキー、エンターブレイン社とは独立して経営しており、資本関係も連結対象ではないので、今回の件は全く影響はありません。むしろ、角川グループに対して、弊社のソリューションやサービスなどを提案していきたいと考えています。」

― 常に新しい環境にチャレンジしてきたんですね。広報に必要な条件とはなんでしょうか
 「営業的資質や人脈などのコミュニケーション能力、スケジューリングや内外調整など、オールラウンドにこなす器用さと、バランスが必要な業務だと思います。また、非常に重責を担う専門職で、やりがいもある反面、プレッシャーも多い業務だと思います。どのような職種にも言えることですが、細かい事柄まで考慮できる性格と責任感が必要だと思います。弊社の広報戦略は、これまでは製品を売るためのPRを中心に展開していきましたが、2005年には店頭公開を予定していますので、今後は製品PRも行いながら、コーポレート戦略にも注力し、会社の知名度向上のための戦略を立案し、中長期計画を立てていきたいと思っています。」

― 「ニューズ・ツー・ユーの広報塾」に毎回ご来場いただいていますが、ご意見は
 「有料でも非常に価値のあるセミナーだと思います。私は会社を代表して参加しているという意識をもっていますので、講演内容は必ずレポートを作成し、社内に送付しています。個人的な要望としては、他社の広報担当の方とお話する機会が普段あまりないので、参加者同士が気軽に交流できるようなプログラム進行だと嬉しいです。」

― がんばります。ありがとうございました。

 ■株式会社アスキーソリューションズ■
      URL http://www.asciisolutions.com/

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