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【株式会社アパレルウェブ】アパレル業界最大級のポータルサイトに

公開日:2007年2月8日

 株式会社アパレルウェブは、アパレル業界特化型のポータルサイト「apparel-web.com」を基盤として事業展開をしている。他業界に比べIT化が遅れているといわれるアパレル業界をインターネット活用で支援する取り組みである。
 現在、株式会社アパレルウェブでは「ポータル事業」のほか、アパレル企業のウェブサイト構築やウェブマーケティングを提案する「ITソリューション事業」、中国現地企業や日本企業へのVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)のコンサルティング等を行う「ビジネスサポート事業」の3本柱で展開している。
 そんななか新たな事業として同社は、インターネット上で24時間365日いつでも商取引ができるBtoBのECモールをスタートさせた。
 今回は、同社経営企画室で広報担当を務める、和田香織氏にお話をうかがった。


社名:株式会社アパレルウェブ
設立:2000年1月
代表者:代表取締役 千金楽 健司
資本金:136,800,000円
従業員数:49名
事業内容
総合ディベロッパー
業界向け総合情報サイト運営
情報サービス事業 ・ ビジネスサポート事業 ・ ITソリューション事業
ブランドライセンス事業 ・ BtoB事業
URL:http://www.apparel-web.com/


アパレル業界最大級のポータルサイトに

2000年の「apparel-web.com」立ち上げから7年。アパレル業界出身の同社代表 千金楽(ちぎら)氏は、早い時期から新しい流通システムの可能性に着目していた。

「当時は、まだまだインターネットを活用している企業が少ない時代でした。特にアパレル業界はIT化が遅れているといわれていますが、当時はホームページを持たない企業も沢山ありました。例えば、糸のメーカーを調べたくても検索エンジンには引っかかってこない。これからインターネットが一般化し、それによって商取引のスタイルも変わってくる。そのためには業界に特化したポータルサイトが必要だと考えました。また、代表の千金楽がネットショッピングに出店していたことから、インターネットの有用性を実感していたようです。インターネットが持つ双方向性に販路の拡大を直感し、ポータル事業をスタートさせました。」(和田氏)

立ち上げ当初は、企業情報掲載により収益を得るビジネスモデルでスタートした「apparel-web.com」。
現在はホームページを持つ企業も増え、「apparel-web.com」への登録企業数も約8,000社にのぼり、業界最大級のポータルサイトへと成長を遂げている。インターネット時代となった今日、アパレル業界も取引先を足で探す方法だけでなく、オンライン上でマッチングの機会も得られるようになってきた。同社が新しく事業化した“バーチャル展示会”というべきBtoBサイトもそのひとつである。

「当社の一番の強みは、ポータルサイトを7年間運営していることにあります。「apparel-web.com」は年間1800万PVありますが、訪問者の7割がアパレル業者の方です。「業界の活性化」というコンセプトのもと我々は事業展開していますので、ポータルサイトから業界関係者を多く取り込めていることは、新規事業の立ち上げの大きな強みとなっています。
実は今年から“365日24時間開催しているバーチャル展示会”をコンセプトにしたBtoB事業を立ち上げます。具体的にいいますと、アパレルメーカーと小売店の商取引をオンラインで成立させる「アパレルネット」というサイト。もうひとつは、テキスタイルコンバーターとアパレルメーカーを商取引させる「テキスタイルネット」です。
アパレル業界は、特に各企業がもつブランドイメージが非常にものをいいますので、利用していただくメーカーのブランドイメージを壊さずに出店できるようなサイト制作を心がけています。」(和田氏)

アパレル業界の中でBtoCのECモールは数多く存在しているが、この商取引を目的としたBtoBのビジネスモデルは、業界にとっても大きな転機となりそうだ。


ミッションは流通革命。「日本のファッションを世界へ」

「アパレル業界は21兆円市場規模でした。しかし現在は15兆円となっています。アパレル産業は流通の構造面からみて、製品が出来上がるまでたくさんの会社が関わっています。そして残念なことに、決して景気が良いとはいえない中で、沢山の会社が倒産しています。そこの課題に対して、ITによって流通システムから変わらなければいけない段階にきているのではないかと考えます。日本のアパレル市場は、世界に出ていってもそこでの競争力があると信じています。そのための我々のミッションは、ITによって産業を盛り上げることです。BtoB事業によって、日本発の有名ブランドを作り出していこう。流通モデルを変えていこう。とテーマを掲げています。現在のFAX・電話での受発注業務を、我々の提案する流通モデルにシフトしていただいて、業界の標準インフラ構築ができればいいですね。」

多くの業界関係者が集まり、業界内のニーズが見てとれるポータルサイト。ポータル運営が広報活動でもありマーケティング活動ともなっていることが、同社の特徴といえる。同社の広報は、現在和田氏ひとりで担当されているが、効率のよいコミュニケーションがオンライン上でとれているからこそ可能なのであろう。とはいえ、従来のスタイルであるメディアリレーションも外すことはできない。

「BtoBの新規事業を始めるにあたって、プロモーションや広告も積極的に行う必要があります。当社事業の対象となりうる方は、コンシューマーではなく業界の方。ですから現在は一般紙に取り扱われることが一番の目的ではなく、アパレルに特化した業界紙・雑誌への露出を心がけています。「apparel-web.com」の認知が高まることで、自ずと媒体に掲載される機会も増えてきました。リリース送付や、インタビューなどの機会を通じて、我々の認知度を高めていく広報を行っています。」(和田氏)


株式公開を全社員で喜べる会社づくりを

成長の過程にある同社は、株式公開を目指して現在、社内体制を整えている。社内広報の取り組みはどうされているのだろうか。

「IPOに向けてコーポレート広報も強化していかなければならないと考えています。それと同時に重要なことは、社内意識を統一することです。広報担当として「社内広報」が大事な時期だと感じ、いかにトップのメッセージを社員一人ひとりに届けるか、その最適なツールは何かを模索する中で、たどり着いた答えが “手書きの社内報”でした。現在月に2回発行しています。会社の規模が大きくなってくると、簡単な連絡もメールで済まされがちになりますよね。社員数が増えるのは喜ばしいことなのですが、その反面、社内コミュニケーションが希薄になりがちです。会社が成長する節目に立っている今だからこそ、泥臭いコミュニケーションを復活させたいという思いもありました。そういった考えもあり、社内報をあえてアナログで発信しています。
IPOの準備というと、一般的にその業務に携わる部署の社員は意識が高く、他の社員との温度差がありますよね。社長直轄として伝えるのではなく、トップの考えをワンクッション噛み砕いて社員に投げかけることが大事だと思います。企業スローガンも社員から募り、来るIPOに向けて一歩一歩進んでいるんだ、と社員のモチベーションを上げることに力を注いでいます。」(和田氏)

業界が持つ課題点にいち早く着目し、そこに特化した支援をするアパレルウェブ。インタビューをするなかでも、その一貫した方向性や、業界活性化に対する熱意を強く感じた。最後に、広報担当として和田氏が思い描く今後の展望を伺った。

「まだまだ業界に対しての認知が不足している部分があります。今後は、業界の方にもっと「アパレルウェブ」を知っていただいてより多くの企業に当社のサービスをご利用いただきたいと思います。いままでは、代表の力で広報をしていた部分が多かったんですが、今後は社員一人ひとりの顔が見えるような広報をしていきたいですね。」(和田氏)
今後もアパレル業界と同社の事業に注目していきたい。


ご担当者様プロフィール

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和田香織氏
株式会社アパレルウェブ
経営企画室

2003年専修大学を卒業後、株式会社ニチイ学館入社。パンフレットや、新聞・雑誌広告の企画・編集・出稿管理等を行う。2006年株式会社アパレルウェブに入社。プレスリリース作成・社内広報などの広報業務の他、B to B 事業の企画にも携わっている。

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