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【株式会社アパマンショップホールディングス】広報は企業の「想い」を社内外へ適切に伝える伝道師的な役割

公開日:2006年12月16日 | 最終更新日:2013年5月15日

株式会社アパマンショップホールディングスは、賃貸斡旋事業、PM事業、プリンシパル・インベストメント事業、ファンド事業等を行う事業会社を持ち、アパマンショップグループ(以下:同グループ)全体の事業戦略策定や経営管理、経営資源の最適配分を行うホールディング企業だ。同グループは、創業以来「業界の質的向上に貢献する」という経営理念の下、日本最大級の不動産情報ネットワークを活用し、不動産に関する事業を複合的に展開している。

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広報は企業の「想い」を社内外へ適切に伝える伝道師的な役割

現在、アパマンショップホールディングスは持株会社体制の下、上場企業以外の事業会社に管理本部および経営企画機能を提供。また、広報も同グループ全体の広報機能として、取材対応およびプレスリリースの作成・配信等を行っている。今回は、同社経営企画本部で広報を担当する深水エリナ氏にお話を伺った。

同子会社が運営する日本最大級の賃貸斡旋ブランド「アパマンショップ」は、加盟契約店舗数912店舗(※平成18年10月現在の加盟契約店舗数となります)を誇り、全都道府県に展開している。また、同社が運営する賃貸物件検索サイト「アパマンショップ」の物件情報数も66万件(平成18年10月現在)を超え、同月には107万のユニークユーザー数を獲得した。アパマンショップFC本部は、業務支援ツール・人材研修サービスを加盟店へ提供し、日々お客様サービスの向上を図っている。

「賃貸業界という特性上、入学・卒業・結婚などお客様は、それぞれのライフタイミングで当グループとの関わりが生じます。不動産業は許認可の関係上、Web等のメディア上でのマッチングだけでなく、リアルの店舗にお越しいただき、面前で直接契約を交わすことが必要となります。直接契約を交わすことで、媒体社と違うダイレクトなマーケティングが可能となります。」(深水氏)

さらに「顧客満足の追求」「ブランド力向上」「テストマーケティング機能」「人材育成」を念頭にした事業展開で、広報が担う役割について伺った。

「企業はビジョンや経営理念を通じて、その存在目的・意義を具体的に示してはいますが、広報は「その想い」を社内外へ適切に伝える伝道師的な役割を担っていると考えます。もちろん広報には多面的な役割がありますが、当グループでは、経営トップのビジョン・経営理念や想い、およびグループの事業戦略、商品・サービスの内容をきちんとコミュニケーションターゲットに伝えることが何よりも重要と考えています。また、「会社の顔」として日々、対応の最前線に立ち、必要に応じて積極的にメディアを通じて情報を開示し、説明責任を果たしていくことが私たちの使命と考えています。」と話す深水氏。

現在、同グループの広報は、持株会社体制においてグループビジョン・経営理念を実現する経営企画の役割を果たすため、組織図上ではアパマンショップホールディングスの経営企画本部に配置されている。経営幹部との距離も非常に近いため、統一したコーポレートメッセージを対外的に発信する役割も担う。

「プレスリリースの作成やメディア対応はもちろん、日々、新聞・雑誌・インターネット等、あらゆる媒体から掲載記事及び競合他社の動向、業界を取り巻く法改正等、様々な情報収集を行っています。
また、適切な情報をコミュニケーションターゲットへ提供するため、グループ内の情報収集にも力を入れています。グループ内の情報収集を強化することで、ニュース価値の高い情報を見出すことができ、それを適切に開示することで記事の掲載につながります。記事が掲載されることで、さらに自然と広報へ質の高いニュースが集まるといった好循環の環境を構築できると考えています。
新サービスやサイトリニューアル等、お客様(入居希望者様・不動産オーナー様)等にお知らせする必要があるニュース等に関しては、アパマンショップホールディングスが運営する会社情報のWebサイトへ必ず掲載し、株主・投資家向けのIRニュースについても、同サイトで最新の情報を掲載しています。」(深水氏)

また、持株会社体制と事業会社のコミュニケーションとして、同社では月2回社内報を発行し、各事業会社に向けて配信を行っている。社内報では、各社の取り組みやM&A等により新たに加わった会社の紹介等、グループ全体のニュースを掲載することで、情報共有を円滑に行い、コミュニケーションの強化を図る。また、月2回のタイミングに合わない情報や、大きなイベントやグループ内表彰等、速やかに情報共有する必要があるニュースは、「号外」として原則即日、事業会社各社に配信するなど、徹底されている。社内からのニュース価値の高い情報の吸い上げと、社外へのWebサイトを活用した迅速な開示で、情報流通を促進させる同社の広報サイクルが見て取れる。
さらに同社広報では、ブランド認知の向上についても積極的に取り組んでいる。

「お客様のために一生懸命」。コンシューマーを意識した訴求でブランド価値向上に努める

「当グループのコミュニケーションターゲットは、お客様(入居様、不動産オーナー様)だけでなく、株主・投資家・FC加盟店・社員・就職希望者等、と幅広く捉えています。しかし、当グループの広報では、「アパマンショップ」という企業ブランド力の価値向上を第一の主眼に置いていますので、その意味からいえば、コアなターゲットは「お客様(入居様、不動産オーナー様)・FC加盟店」となります。お客様にとってもFC加盟店にとっても当グループのメディア露出が高まることにより、ブランド認知及び価値向上につながるものと考えています。

その手法として、TV-CM・Webサイト・大型看板・情報誌等、メディア戦略を駆使し、ブランド認知向上を図っています。また、ただ露出を図るだけでなく、2006年9月より始まったTV-CMでは、アパマンショップイメージキャラクターの上戸彩さんの「お客様のために一生懸命」というセリフの通り、常にコンシューマーを意識し、訴求を図ることで、ブランド価値向上に努めています。」(深水氏)
グループ内の情報共有によって得られるニュース性の高い情報、経営層からのメッセージ発信、ブランド認知への取り組み、コンシューマーとの活きたコミュニケーション、これらのサイクルが同社広報の強みといえる。そんな同社広報の今後の強化していきたい重要な役割の一つに危機管理広報をあげられている。

「“企業の危機的な状況における適切な情報開示”この対応如何によって、会社のイメージダウンを回避できるだけでなく、逆にブランドイメージを高めることができるのではないかと思います。相手や状況に応じて、価値のある情報入手に励み、プレスとの親密なリレーションを構築し、強い信頼関係を築いていくことで、その結果が会社に多大なダメージを与えかねないネガディブ報道によるイメージダウンリスクを軽減することにつながると考えています。」と深水氏。

攻めと守りをさらに進化させる、同社に今後も注目をしていきたい。

深水エリナ氏プロフィール

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株式会社アパマンショップホールディングス
経営企画本部 経営企画部 広報チーム

2005年明治大学を卒業後、アパマンショップネットワーク(現:アパマンショップホールディングス)入社。賃貸斡旋などのフランチャイズ事業を行うFC事業本部(現:アパマンショップネットワーク FC事業本部)で、加盟店のサポートや販促品の企画・制作を担当後、2006年7月より同社経営企画本部へ配属、広報業務に従事。2006年10月より広報チームを新設。メディア対応・プレスリリース作成・社内広報など広報全般を担当している。

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