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【グロービア インターナショナル株式会社】第一歩はglovia.comの認知度向上から

公開日:2006年2月23日 | 最終更新日:2013年5月30日

グロービア インターナショナルは、製造業向けに特化した、「ERP(Enterprise Resource Planning)」と呼ばれる分野の業務ソフトウェアパッケージ「glovia.com」を提供する。「glovia.com」は、米ゼロックス社内工場向け業務システムに端を発し、この製品を外販するために、富士通と米MDIS社(元McDonnel Douglas Information System)が1997年にジョイントベンチャーとしてグロービアを創設。現在は、富士通が100%出資し、米国カリフォルニアに本社を置くグロービアインターナショナルが、世界のユーザに販売している。グロービア インターナショナル株式会社は米国グロービアの100%子会社にあたる。
ERPは、企業の経営資源を有効活用できるよう、基幹データを統合的に管理し、経営の効率化を図ることを目的とし、1990年代に大手企業を中心としてブームが起こり、導入が進んでいたが、ここ数年はグローバル市場での競争力を高めるために、また、コンプライアンス(法令順守)対応のため、大手企業だけでなく、中堅企業からも注目が高まっている。
「glovia.com」は、モノづくりのお手本と評される日本の顧客企業からの機能追加などの要望を、グローバルな製品開発に積極的に取り込んでいることが特長で、日本法人は、その中核的な役割を果たす。さらに、BRICsの台頭などを背景として、今後、日本の製造業が世界的な競争力を高め、優位性を維持するためには、ERPをはじめとするITの活用が必要不可欠であり、同社のビジネスチャンスは大きい。

同社の大きな飛躍をバックアップするために、2005年7月に同社に入社し、豊富な経験を活かして広報およびマーコム(Marketing Communication)全体を担うマーケティングマネージャの松本 歩 氏にお話をうかがった。

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第一歩はglovia.comの認知度向上から

”GLOVIA”の商標は、グロービア インターナショナル(以下グロービア)の親会社である富士通が所有している。グロービア インターナショナルの「glovia.com」は、富士通を主要販売チャネルとして提供されているが、富士通が扱うERP関連の製品群の中には、「glovia.com」以外にも、「GLOVIA-C」「GLOVIA/SCP」など、導入の目的・規模に応じて、”GLOVIA”を冠するものがいくつかある。そのため、ユーザが混同することも少なからずあるという。
「まずは、glovia.comの認知度向上がPR活動の大きな目標です。glovia.comがどういう製品か、何が強みなのかなどをしっかり差別化していきます。当社は、glovia.com という製品を開発・販売するための富士通の子会社という位置づけでスタートしたこともあり、今まではほとんど広報活動を行ってきませんでしたが、これからは、glovia.comを正しく理解して、お客様に指名していただけるようにPR活動を積極的に展開していきます。」と松本さん。富士通グループ、およびGLOVIAの製品ラインアップの中で、グロービア、glovia.comとしてのブランディング確立への意欲を燃している。

「10月に、入社後最初の記者発表会を行いましたが、glovia.comと他の”GLOVIA”を混同されている記者さんもいらっしゃるようでした。マスコミでの認知という点でもまだまだこれからというのが実情で、当社の広報は、まだ初期の段階にあると認識しています。今後、ERP特集の際には必ず”グロービア”を思い出してもらう、そして、”グロービアを取材してみたい”と思えるようなホットな状況を積極的に作っていきます。また、グロービアのニュースが記事になる場合、”富士通の関連会社であるグロービアが…”と書かれます。富士通という名の下にグロービアにアテンションが払われることは大変感謝すべき環境ではありますが、一方で、富士通の冠なしで記事にしたいという気持ちもあります。」(松本さん)

見る人の立場になって情報発信・情報公開を

松本さんは、米国本社社長を兼務する日本法人社長の片腕として実質的に日本のオペレーションを統括するバイスプレジデントの直属で、マーケティング関連業務全般を幅広くカバーしている。
「たとえば新製品の場合、記者発表会をして記事化を促進し、広告を掲載して、セミナーを実施して、Webを使ったキャンペーンを展開する…など、1つの素材を、つねに複数の方法と切り口でお客様や市場の目に触れさせることを念頭において取り組んでいます。そのための素材の発掘や情報収集は、ざっくばらんに社員と会話をする中で、1つのネタでも、違う人から聞くと、違った側面が見えることもありますので、とにかく”おしゃべり”するように心がけています。まだ会社の規模が小さいのでコミュニケーションしやすいのですが、雑談も仕事のうちかな…と思いますね。」(松本さん)

ニュース素材の発掘や情報発信に際しては、見る人の立場に立ち、見る人の気持ちになって、内容を整理することを心がけているという。

「配信側の理論や都合を優先させると、ニュース性や客観性が欠落していることがあるからです。プレスリリースの頻度は、1、2ヶ月に1回程度で決して多くないですが、1つのニュースが、確実にメディアに届くようにアプローチすることを心がけています。配信数を評価の指標にするという考え方もありますが、当社はまだそういう段階にありませんし、記事ごとの特性で、どの媒体に掲載されるのがいいか、などをあらかじめ考えて、確実に届くように働きかけています。また、これからは、インターネット媒体の重要性がますます高まっていくと思いますが、それぞれのニュースサイトの特性を見極めて、有効なニュース提供をしていきたいと思います。」(松本さん)

Webサイトのリニューアルも計画中で、早急に着手したいという。

「コンテンツも目的別に再構成することで、見る人の立場になって、的確な情報にリーチし易く、内容を整理し直す必要があると考えています。ERPについて知識の浅い人でも理解できるように、わかりやすさを常に意識して、表現につとめたいと考えています。これから、ERPの導入は、大企業だけでなく中堅企業へとますます市場の裾野が拡大していきますから、企業がこうしたい…というニーズに応えるだけでなく、有益な情報を整理して見せてあげることで、企業の潜在的なニーズを掘り起こすことができます。また、マーケティング活動にも活用出来る様、アクセス解析などで効果測定も行いながら、今期中にはなんとかリニューアルにこぎつけたいと考えています。」

松本さん入社直後から、急ピッチで進んでいるグロービアのマーケティング活動は、2006年にいよいよ本番を迎える。広報体制を整備した今までの経験を活かして、「ゼロスタートだからこそやりがいがある」と語る松本さん。これからの活躍に期待したい。

松本 歩 氏プロフィール

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グロービア インターナショナル株式会社
マーケティングマネージャ

1986年山脇短期大学英文科卒業後、大手商社関連会社を経て、1993年ノベル株式会社に入社。ディストリビュータチャネルの販売促進プログラムの企画・運営を担当。新聞広告や販促物の制作に従事。その後、1999年SSJ株式会社にマーコム担当として入社し、広報業務を含むマーコム全般を担当。2005年7月、グロービアインターナショナルに入社し、マーケティングマネージャに就任。

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