広報・マーケティング担当者のための
ネット上の情報発信・情報流通を支援するネットPR.JP

【ケンコーコム株式会社】ブログの積極活用で、商品プロモーションやスピード重視の情報発信

公開日:2006年1月26日

 健康食品、医薬品、健康機器など健康関連商品のオンラインショップ「ケンコーコム」は、お客さまの健康作りに貢献することを常に追求し、24時間365日いつでも、パソコンの前に座るだけで必要な健康関連商品は何でも手軽に手に入れられるような場を提供することを目指す。

 同サイトがスタートした2000年5月当時は、まだインターネットが今ほど一般的でなく、通信環境も十分でなかったが、現在は、健康分野の消費者向け流通市場において、Eコマースの占める割合は既に4.1%に達しており、前年比40%増以上の成長を続けている。
 ケンコーコムの取扱商品数約59,042点(2006年1月24日現在)で、健康関連商品の日本最大級のEコマースサイトとなり、2004年6月には東証マザーズにも上場した。

PHOTO

健康メガショップ「ケンコーコム」

 健康に関するユーザニーズは千差万別なのに、実際の店舗での品揃えは売り場に限りがあるため、より多くの人が購入する売れ筋商品に絞られてしまうが、オンラインショップにはそういった制限がない。また、ユーザが商品を購入する際に必要とする情報を提供するという点でも、インターネットの活用により量や質を充実できるばかりでなく、利便性や満足度を向上させるための斬新なアイデアを実現する大きな可能性を持つ。
Eコマースの先駆者として、健康分野のマーケットリーダーとして、インターネットを活用した新たな流通業態の確立に取り組むケンコーコムのEマーケティング部マネージャとしてPRを担当する中 郁乃 氏にお話をうかがった。

  
社名
 
ケンコーコム株式会社
創 立
  1994年11月8日(当時 株式会社ヘルシーネット)
代表者
  代表取締役社長 後藤 玄利
資本金
  7億2,724万円(2005年9月30日現在)
従業員数
  122名(2005年9月30日現在)
事業内容
  健康関連商品の通信販売
URL
  http://www.kenko.com/
ブログの積極活用で、商品プロモーションやスピード重視の情報発信
 インターネットでビジネスを展開するケンコーコムのマーケティング活動は、システムと密接に連携していることから、システム部とマーケティング部が合体して、現在、中さんが所属する「Eマーケティング部」ができた。中さんは、同部において、プレスリリースや取材対応などの報道対応、楽天などのECモール支店との折衝、ユーザ/メーカー向けなどのイベント、メーカーと協力したプロモーションなどを担当している。

PHOTO

健康情報コミュニティサイト「ケンブロ」

 広報・マーケティングでのインターネット活用では、特にブログの活用が注目される。まずは、2005年4月にスタートした健康情報コミュニティサイト「ケンブロ」。ケンコーコムで販売している5万7,000点以上の商品及びその関連ページを含む約10万の健康・美容に関するページがあり、ブログへの注目度に比例して利用者も増えている。

 「ケンブロでは、実際にその商品を利用した人のリアルな感想が書かれたブログを紹介することで、お客様に商品への理解を深めていただき、商品を選択される際の参考情報を豊富にご提供することができます。健康に関心の高い消費者で、自らも発言したいという方々にとって情報発信の場となっているようです。薬事法に違反するような内容のものは公開前にチェックして排除しますが、それ以外の「まずい」「高い」などのネガティブなコメントもそのままご紹介します。そういうものも含めて、有効な情報であり、メーカーさんも、お客様の生の声を収集することが重要と考えていらっしゃいます。」と中さん。
同社では、今年の1月20日まで、中さんが中心となり、このケンブロを舞台に消費者参加型プロモーション企画を実施している。「乳酸菌配合薬用歯磨き”アバンビーズ” ブログ トラックバックコンテスト」である。これは、応募者に商品の無料サンプルを送り、実際に使用した感想や意見をケンブロに投稿してもらい、特に優秀な投稿をした人に賞品をプレゼントするというもの。
(参考プレスリリース )

「ケンブロの活性化はかねてから力を入れていて、新商品発売に当たってわかもと製薬さんからプロモーションについてご相談があり、今回の企画がスタートしました。これまでも商品を限定しない小さなブログコンテストはいくつかやっていたのですが、今回のようなメーカーさんに協賛していただくコンテストを実施するのは初めてのことです。」(中さん)

 ケンコーコムでは、企業サイトのプレスリリースページ、投資家向けページにもブログを使っている。
「従来は、Webページ制作にある程度時間が必要でしたが、ブログは自分で簡単にアップできるので格段にスピードアップしました。当社は、成長ステージにあることからも、企業活動でもスピード重視です。良し悪しもあるかもしれませんが、とにかく、何か新しいことを始める場合でも、決定→発表→開始が非常に短期間なのです。ブログであれば、発表内容の承認がとれれば、すぐに反映することができます。また、一刻も早くニュースを知りたいという投資家の方々のニーズにも応えることができます。新しい技術の導入には積極的で、一番最初に始めたブログである社長ブログはまだ”ブログって何?”という時期の2003年3月からスタートしています。」(中さん)

※2003年3月からスタートした後藤社長のブログ「健康とECのBlog by GG」

流通革新を牽引するリーディングカンパニーとして、的確にメッセージ発信していきたい
 プログの中でもうひとつの注目は、中さん自身のブログ「KC Cafe」で、顔写真入りのブログページにトップページからもリンクされており、「より多くの方にKC(ケンコーコム)の魅力を知っていただきたいと日々頑張っています。サイトの向こう側のケンコーコムスタッフ達の素顔や裏話、そしてズバリ”内も外も美しい健康美人!”を目指す私の挑戦の数々を綴ります。」とある。2005年10月に開始し、1日のアクセスや100~200人。ケンコーコム社内からの閲覧も多いという。
「社内広報として、従来から電子メールや、掲示板を使って広報活動の成果などを社内にアピールしていますが、このブログは、社外への情報発信という役割の他に、対社内に自分の仕事を理解してもらうのにも役立っているようです。顔写真を掲載するかどうかは随分迷ったのですが(笑)。」(中さん)
社内コミュニケーションの促進という点では、フェース・ツー・フェースの全社会議「水曜ミーティング」がある。

 中さんが就職活動をしていた頃は、ハガキが会社と学生をつなぐ主な手段だったが、大学のゼミでインターネットを研究していたことから「逆求人コーナー」(自分を必要としてくれる企業に向けて学生が個人情報をアップするサイト)を発見し試しに登録。その中さんの情報にアクセスしたのが、サイト立ち上げを控えてインターネットに興味のある学生を探していた後藤社長。面接に出かけ、両者ともに大分県出身ということもあって話は盛り上がり、新事業に対する後藤社長の熱い想いを聞くことに。何はともあれ「何かすごいこと、楽しいことをやろうとしているということ」に心が動き入社を希望したものの、「まだサイトも立ち上がっていないし、東京での一人暮らしも心配…」と両親に反対され、やむなく地元の会社に就職。その4年後。アトピーの症状が出てインターネットで対策を調べていた時にケンコーコムを見つけ、”あの時”の会社だとわかった。さっそく後藤社長にメールして再会。即入社となった。「今ここにいることに運命を感じる」という中さんは、「他の会社で経験したことを今の仕事に活かすことができているので、新卒で入社するよりもかえってよかったかもしれません。」と言う。

 「ケンコーコムは、個人的にも好きなサイトですが、”EC”にとても未来を感じています。たとえば、コンビニエンスストアが登場した当時は、一部の若者が利用する程度だったと思いますが、今や、新しい流通経路として、私たちの生活に不可欠になっています。ECも同様に、流通革命を起こす可能性があり、そこに携わっていることが嬉しく、わくわくしますね。ケンコーコムは、この分野のECサイトとしてリーディングベンダーですが、まだまだ成長過程にあります。インターネットを使って健康づくりのお手伝いをし、新しい流通を築いていく…というメッセージを的確にアピールしていきたいですね。」(中さん)
広報担当者である中さんのこの力強い言葉と、生き生きした表情に、ケンコーコムの今後の躍進を見る思いだった。

ご担当者様プロフィール
中 郁乃 氏

PHOTO

ケンコーコム株式会社
Eマーケティング部 マネージャ PR担当

 大学卒業後、広告代理店、イベントプロデュース会社を経て、2003年にケンコーコム入社。取材対応、プレスリリースほか、社内広報も含め、広報全般を担当している。

Follow us!

ネットPR.JP 記事カテゴリー

ネットPR.JP 記事年別アーカイブ

ネットPR.JP 最新記事

ネットPR.JP 記事カテゴリー

ネットPR.JP 記事年別アーカイブ