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【株式会社アイネス】40周年を機に新たなブランディングを目指す

公開日:2004年9月16日 | 最終更新日:2013年5月15日

アイネスの創業は、1964年、協栄生命保険(株)(現ジブラルタ生命保険)のシステム部門が、(株)協栄計算センターとして独立して情報処理サービスを開始したのに端を発しており、
現社名に変更したのは1984年。今年で40周年を迎える伝統ある企業である。

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自治体が注目する「アイネス独自の特色・強み」

この間、東証第一部、大証第一部に上場を果たし、企業や団体などのコンピュータシステムに関するITアウトソーシング、ソフトウェア開発、システム設計・構築・運用でめざましい実績をあげてきた。ここ2~3年低迷していた企業の情報化投資は徐々に回復に転じてはいるものの、顧客は投資効果やコストに対して厳しい評価を行う時代となっているが、同社では次なる飛躍を目指して、「アイネス独自の特色・強み」を活かした事業活動を積極的に模索し展開を進めている。
その中で、現在最も注目されるのが、電子自治体向け総合行政システム「WebRings」(ウェブリングス)。IT立国の形成を目指して2001年に策定された政府の「e-Japan戦略」に照準を合わせて、アイネスが独自開発した戦略的なパッケージで、「24時間365日ノンストップ・ワンストップの行政サービスの提供と行政部門の業務効率の向上」に大きく貢献する。全国市区町村約3200団体の中で、WebRingsのターゲットとなる人口5万~70万人の都市約460団体のうち、既に106団体が導入済み。e-Japan推進自治体として代表的な中核都市への導入も決定しており、そのシステム稼働に多くの自治体が注目していることで、今後の拡販がさらに期待される。
アイネスでは、WebRingsに代表される基幹製品を主力として営業戦略を強化するとともに、2004年4月から広報室の役割を拡大し、「アイネス独自の特色・強み」を顧客やメディアに戦略的にメッセージアウトすることにとり組み始めた。同室長の福岡正洋さんにお話をうかがった。

40周年を機に新たなブランディングを目指す

福岡さんが率いる新しい広報室は、氏を含めて総勢5名。広報、IR、イベントや展示会などの販売促進、リスク管理などをカバーし、報道向け資料、IR資料、コーポレートWeb、会社案内や製品カタログなどの対外的にアウトプットされるものすべてを担当。さらに社内報が加わり、これらのすべてを通して、アイネスの新しいブランドを確立しようと積極的なとり組みを開始している。

「以前は、営業部門の一部として、PRや販売促進活動を行っていました。WebRingsは、アイネスにとって初の戦略的なパッケージ製品と言えますが、それまでは、顧客ごとの個別案件に対応する受注生産が中心の時代が長かったため、広くPRするという活動にはあまり注力していませんでした。アイネスは、導入後の運用まで含めて顧客のシステムにかかわってきましたが、システムが停止すればビジネスも止まってしまいますから、顧客のビジネスを最も近いところで支えてきたと言えます。この実績をふまえ、”顧客との距離が近い会社”というのがアイネスの特長だと思います。こういった特長は、具体的な製品に比べてアピールが難しいので、コミュニケーション力の高さが求められると認識しています。」(福岡さん)

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新しいブランドの確立という大きなチャレンジに取り組みながらも、ビジネスは動き続けているので、立ち止まって考えることはできない。今年前半は、フェアへの出展などをこなしながら、並行して基本的なツールの見直しを検討してきたとのこと。

「正直、かなり大変でしたが、後半からは、Webや会社案内をリニューアルしたり、成果を具体的な形にしていきます。新聞・雑誌記者とのリレーション確立も、ほとんどゼロからのスタートに等しく、模索中という状況ですが、まずは、プレスリリースの件数を増やして、情報発信の機会を増やしていきたいと考えています。」(福岡さん)

ニュース素材発掘は、社内外PRを連携

PR素材の掘り起こしを促進するために、事業部と情報交換する委員会も発足させたという。社内報のための情報収集活動が活発になったことが、社外広報にも役立っているとのことだ。

長年、月刊の冊子として発行されてきたアイネスの社内報は、「アイネスえこー199号」を最後に、今年から、全面Web化された。これも新しい広報室のとり組みのひとつ。印刷媒体からWebにメディアが代わったことで、Webの特性を生かした社内報を目指している。

「”今”のアイネスが見えるように、ほぼ毎日新しい情報がアップされるように更新頻度を上げることを第一の目標にしています。Web社内報が定着するにつれて、社内の細かな情報が広報室に集るようになってきていますので、これを社外PRにも生かして、社内外PRを連携させたいと考えています。」(福岡さん)

「社内報をWeb化したことは概ね好評です。以前は、夏の花火大会の記事が秋の号に掲載されていましたから(笑)。紙媒体には、移動中に電車の中で読めるといったメリットもありました。社内報を仕事中にじっくり見ることはなかなかできないですから。現在、VPNで社外からもアクセスできるようになっていますので、ブロードバンド環境が整えば、自宅でくつろぎながら読むこともできますし、携帯電話などからのモバイルアクセスもできるよう、今年後半開始を計画中です。」(福岡さん)

福岡さんは、「(広報室として)スタートしたばかりなので…」と、終始控えめな感じでお話されていたが、様々な方面で着実に新しい挑戦が始まっており、今年後半から成果がいよいよ花開くものと期待される。

福岡 正洋 氏プロフィール

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株式会社アイネス 管理本部 広報室長
1981年アイネス入社。システムエンジニアとして、地方自治体、流通、製造などのシステム構築に携わる。
1994年から社長室、経営企画室にて事業運営に従事し、1998年からIR担当も兼任。
2003年より広報室長。システム監査技術者、SAP R/3システムコンサルタント。

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