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【株式会社オークネット】業界紙とのリレーションを核に、一般メディアへのアプローチも開始

公開日:2004年4月15日 | 最終更新日:2013年5月21日

中古車販売店(ディーラー)は、車輌の仕入れや在庫入れ替えのために、全国130数か所の中古車オークション会場(現車会場)を利用している。
現車会場は広大なスペースが必要なため郊外に構えられることが多く、出品するディーラーにとってオークションへの参加コスト・時間が、大きな負担となっている。

オークネットは、この中古車オークションを、衛星やインターネットを利用してオンライン・システムで実現。応札用の専用端末の開発・改良をはじめとするシステム面の整備に加え、厳密な検査の仕組み、評価基準の策定、代金決済、車検証などの書類管理業務まで、現車オークションとは違う「中古車TVオークション」という斬新な事業モデルを築いてきた。

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2001年から全国の現車会場や自動車メーカー系列のオークション会場との提携によりライブでの中継サービスを開始するなど、今では、全国の中古車オークション出品車輌年間約600万台の60%に相当する360万台をカバーしている。
オークネットでは、中古車オークションで培ったノウハウを活用し、二輪中古車(1993年~)、生花(1997年~)、ならびに一般消費者も対象にしたアンティーク時計(1999年~)の取引へ事業を拡大中。今後は、既に進出しているニュージーランドに続いて、海外展開も積極的に行っていく計画だという。

今回は同社広報室の土屋貴幸さんにお話をうかがった。

業界紙とのリレーションを核に、一般メディアへのアプローチも開始

話をお聞きする前に、オペレーションルームで実際のオークションについて映像を通して見せていただいた。この映像には、車の写真、仕様や検査情報などがわかりやすく表示されている。オンライン参加している会員ディーラーは全国7,000社ということで、応札価格は目まぐるしく更新され、瞬時に競り落とされる。表示開始からわずか20秒足らずのスピードで落札されるという。

「中古車オークションは、ディーラーの中古車販売ルートを確保するためにトヨタさんが40年くらい前にスタートしました。通信を使ったオークションという世界初の取り組みは、それまでの業界における取引方法に風穴を開けるものでしたから、従来からの方式でビジネスをしている業者さんにはなかなかなじんでいただけませんでした。1985年当初は、参加会員560社、出品台数119台という記録がありますが、今では、会員数は10倍以上。週4日開かれるオークネットのオークションだけで、年間30万台に達します。」と土屋さん。

現在は、オークションの参加者がディーラーやメーカーであることから、自動車業界ならびにオークション業界の専門紙記者とのリレーションをより厚くすることを広報活動の中核に据えているとのこと。

「自動車業界紙やオークション業界紙にとっても、オークネットの取り組みは他社に例がないので、ニュース性が高いということで歓迎されています。最近は他社との提携が増えているので、プレスリリースも増加していますが、まずは、中古車業界の人に、新しい動きを伝えていかにインパクトを与えるか、というのがオークネットの使命です。」(土屋さん)

オークネットの仕組みとカバーする業務範囲(概略)

  • 会員ディーラーから出品申込み
  • トレーニングを積んだ検査員を派遣し厳密に検査
  • 出品車情報を全国の会員ディーラーに事前提供
  • オークション
  • 出品店から落札店へ車輌を輸送
  • 代金決済と書類受け渡しの仲介

物品の需給バランスが即座に価格に反映するオークションはあらゆるモノの流通にも有効で、ネットワークによる効率化によりこれからますますニーズが高まると予想される。

オークネットでは、今後、一般消費者対象とする事業も計画している。海外進出も進めていくということで、事業拡大に従って、広報の対象となる媒体も新しく開拓していきたいとのこと。

「こういった中古車オークション市場の存在をご存知ない方が多いですよね。最近、一般紙へとアプローチを拡大し始めているのですが、こんな業界があるのか…と、驚かれるところからスタートします。現在は、まだ年1回くらいですが勉強会を開催しています。」(土屋さん)

業界の枠を越えたメディアで露出されることで、新しいビジネスへのつながりとも期待される。会社のホームページも事業者からのアクセスが増加しており、さらに充実させ、わかりやすいものにしていきたいということだ。

社内コミュニケーション向上のため、社内改革活動を牽引中

オークネットは、今年で創立20周年を迎え、第2の創業期として、「会員ニーズにこたえ」「商品サービスにこだわり」「情報流通ビジネスをきわめる」をスローガンに掲げ、「こたえ・こだわり・きわめる」の3つの「K」から成る「キューブK」という全社プロジェクトを推進中である。同プロジェクトは、今年入社した19名の新入社員も含め、「社内を一つにする」ための社内改革を核としている。そして、社内コミュニケーションの促進、社内を盛り上げるべく、広報室が同プロジェクトを牽引している。

「どんな小さなことでいいから、改革のための新しい試みをたくさん行うことをモットーとしています。若手社員の斬新なアイデアも引き出せるように、広報室でいろいろなインセンティブを設けたり…。 お祭的に楽しく盛り上がるよう工夫しています。 広報室が発起人となって20名くらいの規模で各事業部から代表を募り、報告・連絡・ディスカッションの機会を設けています。また、社内コミュニケーション促進のために広報連絡会を月一回実施。若手社員も自由に発言できる機会となっています。広報室にとっては、ネタ拾いのための絶好の機会ですね。」(土屋さん)

この他、社内コミュニケーション手段としては、季刊誌の社内報とイントラネットを活用している。特に、今年はイントラネットの大幅なリニューアルにも着手した。新たなとり組みを情報面から牽引する、同社広報室の活躍が期待される。

土屋 貴幸 氏 プロフィール

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広報室長代行
1987年大学卒業後、ワールド、リクルートを経て、1994年1月オークネットに入社。2002年7月より現職。1964年生まれ。千葉県出身。39歳。
広報室は土屋さんをヘッドに、PR(土屋さん含み2名)、IR(2名)、および制作(1名)の5人構成。

<写真>
後列右から、土屋さん、石川さん(IR)、
前列右から、福丸さん(IR)、橋本さん(PR)、藤田さん(制作)

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