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【日本SGI株式会社】時代のニーズを先取りした最先端分野での貢献を、いかに広く知ってもらうかが課題

公開日:2004年3月18日 | 最終更新日:2013年5月17日

米国シリコンバレーに1982年に誕生した米SGIは、CG(コンピュータ・グラフィックス)界のリーダー的存在。SGIのコンピュータで制作された映画 「ジュラシックパーク」 のリアルな恐竜は世界中を驚かせ、映画やゲームをはじめとするエンターテイメントに変革をもたらした。また、複雑な計算結果を可視化(ビジュアライズ)する技術は、科学者や開発・設計者の知的な挑戦を力強く支えている。

そして、グラフィックス分野における大容量データの高速処理で培った技術を基盤に、スーパーコンピューティング、ブロードバンド&ユビキタスへと活躍フィールドを拡大し、コンピュータ技術による豊かな社会への変革を支援し続けている。さらに今後は、企業向け業務アプリケーション分野のソリューションを提供するビジネス市場への本格的な進出を目指している。
特に日本SGIは、米SGI、100%出資の日本法人から2001年11月に、NECおよびNECソフトとの資本出資を含む戦略的パートナーシップにより、外資系IT企業から日本に根ざした日本独自のオペレーションによる事業を展開している。

業容の拡大、企業の成長に合わせた新たな対外PRと、企業文化に貢献する新しい社内PRのインフラ整備に取り組む、同社の広報グループ シニアマネージャー菊池泰功さんにお話をうかがった。

http://www.sgi.co.jp/

 

時代のニーズを先取りした最先端分野での貢献を、いかに広く知ってもらうかが課題

日本SGIのイメージ・キャラクタとして知られるロボット「Posy」(ポージー、写真:右)は、2001年3月ロボットデザイナー松井龍哉氏によって生 み出された。ロボット開発に必要な各種技術の研究プラットフォームにSGIのコンピュータが活躍しているという背景から、「2050年に人間のワールド カップ優勝チームに勝つロボットを開発する」という日本発の壮大な国際プロジェクト「Robo Cup」のワールド・スポンサーとなったことがきっかけだった。愛らしく動くPosyは、ファッション界で高い評価を得ているが、会社の受付でお客様の案 内も行う。会社の表玄関となるエントランス空間でどのような役割と動作をさせるかCGでシミュレーションするなど、その開発にはもちろんSGIの高度な技 術が駆使されている。

界35ヶ国3,000人以上の科学者が参加するRobo Cupプロジェクトのねらいは、その過程で産まれる最先端の技術を、災害救助ロボットの開発などをはじめとして、産業界への転用を促進することにある。

しい製品やサービスの恩恵をうける私たちは、通常はその背後にある技術の存在を意識することはない。しかし広報担当はその技術をわかりやすく説明する能力が要求される。報道関係者に対し会社のユニークな取り組みを効果的に伝えることは、広報担当の腕のみせどころでもある。

日本SGIの先進的な取り組みについて説明するのに、社会にとってどのように価値があるものかをわかりやすく伝えるように、広報資料作成にはいつも頭を 悩ませています。先進的ということは、つまり参考となる資料がないのでヒアリングするしかありません。技術的にも高度で先進的な難しい内容ですが、専門家 から直接話を聞くのが効果的です。3時間以上も専門的な講義を受けたこともあります。」(菊池氏)

「SARSウイルスのタンパク質立体構造予測」「メガネなしで飛び出す画像を表示するリアルタイム裸眼立体視システム」「地球規模の気象変動などの複雑な 解析結果をビジュアルに表示する地球シミュレータ」などなど…菊池さんの話に合わせて、目の前に豊富な資料が並ぶ。ちなみに、常に最新の情報をタイムリー に提供するために、社内にオンデマンド印刷の設備があるとのことだ。

Posy

Posy

会社の設立当初から、CG・映像、開発・設計などの分野でユニークなポジションを確立していた日本SGIは、それらの分野では、知名度も評価も高い。そし て、時代のニーズに柔軟に対応して、コア技術の適用領域を広げ、ビジネス市場に本格的に進出する2004年度は、広報面でも新たなチャレンジの年である。

「特定分野の専門家が主要なターゲットだった頃は、先進的な利用事例をアピールすることが非常に有効なPR手段でした。新しいビジネス市場では、ハード ウェア中心のビジネスではなく、日本SGIの特長や強みを活かして、ノウハウや技術を組み合わせたソリューション・インテグレーションのビジネスを目指し ます。これをどう効果的にアピールしていくかが今後の広報課題です。マスコミの記者さんとのお付き合いも、より幅を広げていきますが、まずは、ビジネス分 野での協業などについて、共同プレスリリースはもちろん、共同記者会見なども積極的に行っています。」(菊池氏)

日本SGI ホームページ

日本SGI ホームページ

広報グループは、菊池さんをヘッドとして、スタッフ3名でマスコミ対応と社内広報をカバーする。
社内広報でユニークなのは、業務上の情報を公開し、各種申請・決済も行える社内用ポータルサイト「日本SGI Junction」の他に、2003年9月からスタートした「iちゃんねる」という社内コミュニケーションWebサイトである。

社長はじめ経営陣からのメッセージ「風を読む」、「必見!お宝探訪など」、お客様のサイトに常駐している技術者からのメッセージなど、楽しさあふれる情報を満載、経営陣と社員、社員同士のコミュニケーションに大きな役割を果たしている。トップページのメインビジュアルは、社員応募の写真の中から選考されるという。

iちゃんねるは、経営陣と社員のコミュニケーションを支えるサイトです。編集責任者は社長で、広報グループの社員1名と、社内各部門から選出された代表者数名から構成される若いメンバーのタスクチームにより運営されています。社員を紹介するコーナーは、社長自らが司会者となってインタビューをしてコンテンツを作っていきます。社長は、多忙なスケジュールを工面して、社員とダイレクトなコミュニケーションを大切にしていますが、iちゃんねるも社長の提案でスタートし、今では社内で最もアクセスが多いサイトになっています。」(菊池氏)

ちゃんねるは、週2、3回更新されるアクティブなサイトで、社内に各種の情報を提供する掲示板的な機能も担っているという。

シリコンバレーのダイナミズムを受け継ぎながら、独自のオープンな企業文化を育む日本SGI。 iちゃんねるは、活発でフランクなコミュニケーションを重視する企業のマネジメントスタイルを反映し、さらに社員が自社の企業価値と社員同士の連携を深める基盤としてさらに発展していくものと期待される。

オープンなマネジメントスタイルを反映し企業・社員の価値を高める社内コミュニケーション基盤

菊池 泰功 氏 プロフィール

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広報グループ シニアマネージャー
大学卒業後、1982年から国産電機・通信機メーカーにて情報システムの開発に従事した後、外資系コンピュータメーカーで営業、教育を担当。
1998年11月、広報マネージャーとして日本SGI株式会社(当時日本シリコングラフィックス)に入社。1958年生まれ、東京都出身。

 

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