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【ソフトバンク株式会社】「ブロードバンド革命によりライフスタイルを変える」という孫氏の志を伝える

公開日:2004年1月22日

 ソフトバンクグループは、会社組織としては3層の体制をとっている。すなわち、純粋持株会社であるソフトバンク株式会社の傘下に「ブロードバンド・インフラ事業」「イーコマース事業」「放送メディア事業」など全部で8つの事業分野ごとの中間持株会社(事業統括会社)を持ち、更にその傘下に事業会社を配置する体制となっている。

現在グループを挙げて精力的に推進しているのがブロードバンド・インフラ事業である。同社のブロードバンド総合サービス「Yahoo! BB」は、サービス開始後わずか23か月で300万人のユーザーを獲得。現在も、ユーザー数、伸び率ともに業界他社を圧倒している。さらに、Yahoo! BBの回線を利用した有線テレビ放送「BBケーブルTV」サービスなど、新しいサービスを続々と開始している。

今回お話をうかがったソフトバンク株式会社の広報室長である田部さんは、グループ最大の事業会社であるソフトバンクBB株式会社の広報・宣伝部長でもある。
ソフトバンクBBは、ブロードバンドへの取り組みをグループ総力戦としてさらに強化するため、2003年1月、4事業会社を合併して設立された。



  
社 名
 
ソフトバンク株式会社
設 立
  1981年9月3日
代 表 者
  代表取締役社長 孫 正義
資 本 金
  137,867,524,101円 (2003年3月31日現在)
従 業 員 数
  グループ全体で約4500名(ソフトバンク単体68名)
事 業 内 容
 
ブロードバンド・インフラ事業、イーコマース事業、イーファイナンス事業、メディア・マーケティング事業、放送メディア事業、インターネット・カルチャー事業、テクノロジー・サービス事業、海外ファンド事業、その他の事業
U R L
  http://www.softbank.co.jp/
「ブロードバンド革命によりライフスタイルを変える」という孫氏の志を伝える
PHOTO

 昨年12月、国内のDSLユーザー数がついに1,000万を突破した。(2004年1月14日総務省発表)主な事業者の累計シェアはソフトバンクYahoo! BBが36.0%で、前月比0.2ポイント増。NTT東西は合わせて36.7%と、前月比0.1ポイント減少。ソフトバンクとNTT東西の差はわずか0.7ポイントとなり、今後1、2カ月のうちにも逆転する可能性があるとも言われている。
流れるように繰り出される田部氏の言葉には、ブロードバンド時代を牽引し続けているソフトバンクの勢いそのものが感じられた。
 「ソフトバンクは、産業やライフスタイルを変えることができる会社です。このことを、消費者やマスコミにアピールすることがミッションと考えています。(ソフトバンク参入前、通信速度は640KB~1.5MB/秒で、月額料金は6000円前後だったが)ソフトバンクが最低990円、下り8MB/秒というサービスを開始して業界に風穴を開け、通信速度の向上と料金の低価格化が一気に進んだのです。
インターネット証券は営業収益で過去最高を記録して黒字に転換しましたよね。エアチケットの購入やネットオークションなど、ネット上での取引が活発ですし、ブロードバンド先進国である韓国からのコンテンツ輸入を含めてオンラインゲームの人気も高まっています。これは、多くの人が、常時接続環境を、低価格で手に入れることができたからであり、インフラが普及することで新しいコンテンツサービスの需要が喚起されるのです。」(田部氏)

 田部氏が、戦後優れた経営者として尊敬するのは3名。ホンダの本田宗一郎氏、ソニーの井深大氏、そして、ソフトバンクの孫正義氏。「3人に共通するのは、ライフスタイルを変えたということです」という。
本田氏は、1958年に初代モデルを発売以来現在まで、多くの人々に愛用されるロングセラーのビジネスバイク「スーパーカブ」や、軽乗用車の常識を破りマイカーブームが到来しつつあった1960年代のベストセラーカーとなった「N360」。ソニーの井深氏は、当時専務だった盛田昭夫氏とともに、1965年東京通信工業(ソニーの前身)時代に初めてポケットに入るラジオを商品化。そして、おなじみのウォークマンでは、井深氏(当時名誉会長)の発案で、盛田氏(当時会長)が「世界中のどこにも見当たらない製品」の開発部隊を導いた。
そして、ソフトバンクの孫氏は、「ブロードバンド革命によりライフスタイルを変えるという信念のもと、IP電話やBBケーブルTVなど、革新的なインフラとサービスの提供に取り組んでいます。製品やサービスを売り込むだけでなく、この孫正義の志を含めて、ブロードバンド革命の本当の意義を伝えることが私のミッションです。その結果として社業の成長につながると考えています。」(田部氏)

ソフトバンクらしい方法で社内広報に注力

 ブロードバンド時代を牽引するリーダーシップは、具体的な広報活動にも反映されている。「IP(インターネットプロトコル)は難しいですから、マスコミ向けに勉強会を開催しています。記事を書いてもらうための広報活動というよりも、トップ企業としての責務だと考えています。それから、雑誌媒体も含めて、取材には常にていねいに対応することを心がけています。」(田部氏)ソフトバンクは、コンプライアンスと情報開示が非常に徹底している会社であるという。「ADSLに関して、ほとんどの技術情報を開示しています。IRは別の部署が担当していますが、Webを最大限に活用して、非常に充実したコンテンツを公開していますから是非ご覧ください。嘘がない、コンプライアンス精神に満ちた会社です。」(田部氏)ソフトバンクのコーポレートWebサイトのIRのページでは、ストリーミングにより株主総会、決算説明会などの模様を公開している。いかにも、ブロードバンドの寵児であるソフトバンクらしい。田部氏に、広報に関して今後の計画をお伺いしたところ、グループ企業を含めた社内広報に注力したいとのこと。「ネットワークを使ったソフトバンクらしい方法で、改めて社内広報機能を立ち上げたいです。2001年にブロードバンドサービスを開始し、その前後から、電話会社や通信会社などさまざまな業界から人材を採用して、急激に拡大し続けています。つまり、ソフトバンクは設立20年の会社でありながら、3年目の会社なのです。」(田部氏)孫氏の代弁者でもある田部氏は、広報部門のスタッフには「耳にたこができるくらい、孫正義の志、ブロードバンド革命について繰り返し話している」とのことだが、社員の中には、孫社長と話をする機会のない人もたくさんいるという。メディアに掲載されたインタビュー記事も社員にとっては良い情報源だが、孫氏は非常に多忙のため、マスコミのインタビュー対応も十分ではない。孫社長のメッセージを社内に深く浸透させるために社内広報の強化が必要とのこと。ブロードバンド革命の旗手であるソフトバンクは、インターネットを活用した広報においても、画期的な取り組みを実現させてくれると期待が高まる。

田部 康喜 氏プロフィール 田部 康喜 氏
ソフトバンク株式会社 広報室長
ソフトバンクBB株式会社 広報・宣伝部長

1978年朝日新聞社入社。経済部において、流通、機械、自動車、コンピュータ、半導体、金融まで幅広い分野で、記者、経済部デスク、論説委員などを務めた。2002年8月にソフトバンクに入社し、現職。
田部氏が孫社長に出会ったのは、今から10余年前。田部氏がコンピュータ業界を担当しており、ソフトバンクはパッケージソフト販売が主力の時代。以来交流が続き、ブロードバンド革命への孫氏の「志」に共鳴して同社への転身を決断したとのこと。

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