広報・マーケティング担当者のための
ネット上の情報発信・情報流通を支援するネットPR.JP

【サン・マイクロシステムズ株式会社】会社のビジョンを、マスコミを通じてわかり易くPRするのが広報のミッション

公開日:2003年8月21日 | 最終更新日:2013年5月17日

もはや私達の生活に欠くことができないコンピュータ・ネットワーク。サン・マイクロシステムズは、その基盤となるさまざまな技術・製品・サービスを提供している。「iアプリ」などの携帯電話サービスに使われているのも、同社が開発したJavaという技術。しかしながら、技術寄りの会社であるほど、そのブランドは一般のエンドユーザーの目に触れることはなく、会社の業容もわかりにくい。IT業界の人であれば誰もが知る「Sun」ではあるが、「知る人ぞ知る」では満足せず、「難しい技術を分かり易く」を心がけて幅広くアピールすることに取り組んでいる広報担当プログラムマネージャーの田中義之さんにお話をうかがった。

http://www.sun.co.jp/

会社のビジョンを、マスコミを通じてわかり易くPRするのが広報のミッション

サン・マイクロシステムズのビジョンは「The Network Is The Computer(ネットワークこそがコンピュータ)」。毎年、研究開発投資を売上の15%以上キープし、オープンスタンダードに基づいて自社技術を開発 するテクノロジー・イノベータであることを目指し、実行している。
「多くのコンピュータ関連企業の中にあって、真のネットワーク・コンピューティングを目指し、他社と違うアプローチをしている会社であることを、マスコミ を通じて分かり易く知らしめることが広報のミッションと考えています。そして、2003年からは、メディアストラテジーに2つの方向性を設定して、それぞ れにアプローチを工夫しています」(田中氏)

ICカード1枚で場所を選ばず利用できるデスクトップ端末 Sun Ray

ICカード1枚で場所を選ばず利用できるデスクトップ端末 Sun Ray

その2つの方向性とは、(1)技術者・コンピュータ関連以外の人にもサン・マイクロシステムズという会社を広く知ってもらう (2)技術を深く掘り下げた情報を、求めている人に適切なメディアを使ってタイムリーに伝える というもの。

(1)では、一般紙誌やビジネス誌を中心として、企業のマネージメントクラスの認知度を高めることを目標とする。「難しい技術を、いかにわかりやすい言葉で語るかということを、いつも心がけています。プレスリリースを書く時も、取材で話をする時も、カタカナ用語や技術用語に特に注意して、分かり易く伝える努力をしています。」

また、(2)では、IT関連の業界専門紙誌を中心とし、最近の傾向としては、速報性が高いオンラインメディアも重要視しているとのこと。「弊社は、Java、ネットワーク、そして個人認証技術など、これからのIT社会を支える最先端の技術を開発・提供していますので、これらを普及・定着させていくためにも、関連の記者さんたちを対象としてブリーフィング(説明会)を行うなど、個別に直接説明できる機会を増やすよう努めています。」

最先端をいくサン・マイクロシステムズの技術、製品は米国本社で開発されているので、最新の情報をタイムリーに収集して、いかに日本で効果的にアピールするかが課題となる。この点、米国本社の広報部門には、3名から成るInternational PR担当がおり、アジア・パシフィックの専任者がアサインされている。このため、米国本社との十分なコミュニケーションが確保されており、さらに現地の日本記者対応もカバーされる。「本社における日本法人の位置づけは非常に高く、日本のマスコミからの取材依頼にも積極的に対応してくれます。本社のトップも、日本の社会がサンをどう見ているかを理解するために、記者のコメントに熱心に耳を傾けています。」 (田中氏)サン・マイクロシステムズの米国本社は年2回大きなプライベートショーを開催するが、会場には小さいながらも20~30の個別ブースをプレスルームとして設置し、少しでも多くのマスコミに対応するという。「記者にとって敷居の低い会社、親しみ易い会社を目指したい」という田中さんのモットーは、サン全社挙げて実行されていると言える。
同社は、この7月から米国本社より新しい日本法人の社長を迎えた。前社長(現代表取締役会長)が技術系だったのに対して、新社長は営業畑で41歳と若い。そこで、前社長の時代とはまったく異なるイメージ戦略で、会社をアピールするチャンスとして生かしたいという。「新社長は身長195センチ、米国人社長ながら言語のハンディをカバーするだけのインパクトあるキャラクターを持っています。このキャラクターを生かしてビジネス誌や一般メディアに対しても、トップ広報に力を入れたいと考えています。
「サンと言ったら、社長の顔が浮かぶように印象づけたいですね。」

記者にとって敷居の低い会社、親しみ易い会社を目指す

田中 義之氏プロフィール

広報担当プログラムマネージャー

田中義之 氏

早稲田大学卒業後、1991年から約5年半、日本IBMにて、UNIXサーバー製品の事業部にて広告・イベントなどを担当。1996年サン・マイクロシステムズに転職以来7年余、一貫して広報を担当。
現在、広報担当者は田中氏を含め2名で構成される少数精鋭部隊で、プレスリリースは年間80本以上、取材対応は200件以上に及ぶ。田中氏は主に経営や製品をテーマとして新聞・雑誌媒体を中心に担当している。大分県出身。36歳。

Follow us!

ネットPR.JP 記事カテゴリー

ネットPR.JP 記事年別アーカイブ

ネットPR.JP 最新記事

ネットPR.JP 記事カテゴリー

ネットPR.JP 記事年別アーカイブ