広報・マーケティング担当者のための
ネット上の情報発信・情報流通を支援するネットPR.JP

【株式会社エフアール・フーズ】常に「正直」を意識した情報発信で「SKIP」への信頼感の醸成を

公開日:2003年5月22日

 ユニクロという強力なブランド力を持つ企業の新規事業を展開するのが株式会社エフアール・フーズ。「おいしくて安全な食べ物を、買いやすい価格で届ける」ことが同社のコンセプトだ。

これまでは「e-skip」というサイトでオンライン販売をしてきたが、5月14日には銀座に第1号店もオープンさせた。「SKIP」というブランドネームの普及を目指している同社マーケティング部広報担当の河野恵美氏に話を伺った。

  
社 名
 
株式会社エフアール・フーズ
設 立
  2002年9月2日
代 表 者
  代表取締役社長 柚木 治
資 本 金
  50百万円
事 業 内 容
  農産物や畜産物の販売 他
U R L
  http://www.e-skip.com/
常に「正直」を意識した情報発信で「SKIP」への信頼感の醸成を
 「生産から販売まで一貫して管理しているという点では、ユニクロのビジネスと全く同じ。SKIPではそれが高品質=安全というメッセージになります」(河野さん)。「SKIPが提供する商品は安全でおいしい」という信頼を得ることが広報上の重要な課題だ。
 エフアール・フーズでは消費者に対して、常に「正直」を心がけている。具体的には、メールマガジンを活用して、銀座店の店長(当時は店長予定者)自らが1週間に起こった出来事を正直に語り口調で紹介している。人間的にも親しみを持ってもらい、信頼関係をつくるのが狙いだ。その結果、1年間で13万人もの読者が購読する媒体に成長した。「社内であった出来事など、なるべく包み隠さずお伝えするようにしています」。
 広報戦略としては、会社の立ち上げ時のマスメディアを対象にしていた第1ステージから、広報する対象を(1)マスコミ (2)料理家 (3)農業家 (4)VIP の4つに分けた第2ステージへと入ったところだ。それぞれの対象に「SKIP」というブランドのよさをわかってもらう努力をしている。第1ステージでは、会社設立時に記者会見を開き、テレビや雑誌、新聞で大量に露出した。現在は、著名な料理家に店のメニューで使ってもらえるよう働きかけたりするなど、オピニオン・リーダーのファン作りのための活動を地道に展開している。
ミッションは「農業改革」、時間をかけて信頼関係を作りたい

 エフアール・フーズには明確なミッションもある。「21世紀は「食」の時代。農家でできた野菜や果物を農業家の望む形で提供していきたい。いわば農業改革を目指しています」。そのために、各地域の農業家に話を聞きに通います。既存の流通では農業家には、お客様の声が届かない。エフアール・フーズでは、お客さまから寄せられた声を定期的に届けるなど、農業家とのコミュニケーションにも力を入れています。
 これまではインターネットを活用した通信販売が中心だったが、5月14日には松屋・銀座店に1号店がオープン。これから店舗展開を加速していく予定だ。今後は、店舗を利用した広報ネタをいかに提供するかが課題。店舗に集客できるようプロモーションに近いところで広報活動を展開していく。「本当に信頼してもらえるようになるまで最低でも10年はかかると思っています。将来的には、世界の人が日本に来るとおいしい野菜や果物が食べられると、いわれるようなブランドに育てたいですね」。

■ ノンフィクション・ライター:玉木 剛
河野恵美氏プロフィール 河野恵美氏
 株式会社リクルートにて、人材ビジネスの営業・営業企画に携わる。
その後、外資アパレル会社の日本支社立ち上げマネージャーとして営業・広報を中心とした業務を経て、2000年3月株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社。マーケティング部広報チームを経て、2002年6月、新規事業株式会社エフアール・フーズの広報・広告制作全般の担当。

Follow us!

ネットPR.JP 記事カテゴリー

ネットPR.JP 記事年別アーカイブ

ネットPR.JP 最新記事

ネットPR.JP 記事カテゴリー

ネットPR.JP 記事年別アーカイブ