広報・マーケティング担当者のための
ネット上の情報発信・情報流通を支援するネットPR.JP

「日本のオンラインメディアは、これからだ」CNET Japan(シーネットネットワークスジャパン株式会社)

公開日:2007年2月16日

 印刷媒体、電波に続く情報源として存在感を増してきたオンラインメディア。
伝統や信頼性、見易さでは既存メディアに譲りますが、速報性や読者とのコミュニティなどインターネットの特性を活かし、読者層を急速に広げています。2003年1月に大胆なリニューアル、いまや月間PV900万(2003年11月現在)を誇る「CNET Japan」をご紹介します。 (談:CNET Japan編集長 山岸広太郎氏 )


  
■CNET Japan
 運営元のシーネットネットワークスジャパン株式会社は、ニュースサイト「CNET Japan」をはじめイベント・セミナーなどを通じて、「技術者」「市場関係者」「利用者」をターゲットに情報を提供。

米国 CNET Networks の持つ世界的なメディアネットワーク (CNET Networks International Media) と連携し、グローバル展開を目指す日本企業のサポートを目指す。
商 号
  シーネットネットワークスジャパン株式会社
所 在 地
  東京都千代田区神田美土代町7-4 東英美土代ビル5階
創 業 日
  平成14年12月1日(バックテクノロジーズ株式会社からの名称変更実施日)
資 本 金
  8,435万円(平成15年12月1日現在。米国本社による100%出資子会社)
代表取締役社長
  御手洗 大祐 (代表取締役社長)



ハイテクビジネス・ジャーナリズム
 リニューアル前と現在の違いは、前のバージョンはPCユーザーに絞っていた内容をエレクトロニクスからネットまで幅広くカバー、編集の目線をビジネスサイドに広げています。
国内では株式相場の切り口なども人気です。翻訳記事の量も増えています。現在のスタッフは18~19名、編集部が6名です。内訳は、翻訳デスクが1名。国内デスクが1名。記者が2名。制作1名です。


編集長が語る「CNET Japanのここがすごい
 当社と他社のニュ-スサイトを比較した場合、“IT”という情報カテゴリーは同じでも、読者層は微妙に異なります。例えばA社は20代後半。B社は40代前半の管理職の方にも良く読まれている。対して、当社のサイトは37歳くらい、中間層が主流です。
ただし、我々は年齢や職種、役職よりも、“自分で情報を入手することに敏感な、感度の高い人”を指向しています。最初の3年間は、イノベーターやアーリーアダプターを狙っていきます。メディアとしては後発なので、成長分野をとらなくてはならないという宿命がある。
たとえば、今はBlogの話題が伸びていますよね。末松先生(京都大学)、梅田さんなど、強力な執筆陣を得たことで、先進的な層を、ある程度まとまった数で獲得できています。この規模で3人が技術部門のスタッフで、リレーションが良く、バージョンアップの対応も早いのが、競争の激しい市場における当社の強みです。


目指すは「オンラインメディアのDELL」
 私の前職が出版社の編集部ですから、紙媒体の相場観というか常識は知っています。オンライン媒体はその常識を持ってくると成立しない。自分たちにとって何が重要かを一から分解して展開してきた。それを考えると翻訳のコストもあわないし、スピードが鈍るのは避けたい。オンライン媒体はフィードバックがすぐ来るので、社内に優秀なスタッフを抱えるのは非常に重要なことですね。私が編集長に就任するときは、予算、人事、執行の全部を任せてくれるということでお話がきました。米国本社からは特にリクエストはなく、こちらからプランを出して実行するという、かなり自由なやり方でスタートさせてもらいました。当初から目指していたのは“ビジネスジャーナリズム”です。ピュアなオンライン媒体として切り込んでみたかった。2003年の第三クォーターくらいから、読者数が増えて評判が上がってくるのと同時に、取材もやりやすくなってきたところです。

 実は、読者獲得のプロモーションは、特にしていないんですよ。読者の反応をみながら、組織を作りながら走っていた感じです。自分たちにしか出来ないことを、こだわりながら育てていきます。こだわる上で大切なのが、オンラインを好きでやっているかどうか。私自身、オンラインが好きだし、オンラインメディアのカルチャーに魅力を感じています。2年目のチャレンジとして、楽しいです。

 情報網やスタッフというリソースも必要、組織そのもののノウハウも必要です。執行の管理も必要です。去年は組織を一生懸命やって、今年はノウハウも蓄積する段階です。フレームワークを造る。コーディングや記事を書くことの効率化をしていく。人を増やすのではなく、プロセスを見直す。オンラインメディアのDELLになりたいですね(笑)。プロセスとしてイノベーション(技術革新)を常に考える。難しいですが、がんばりたいです。


CNET Japan編集部に読まれるプレスリリースは
 単なる新製品のリリースは紹介しにくいですね。ニュースとしての切り口の面白さがぱっとわかるものに目が行きます。オープンソースやリナックスなどは、新製品を紹介することもあります。広報担当者の方は、情報を送る媒体をしっかり選ぶべき。プッシュするときには、相手を良く見たほうがいいと思います。「この誌面にどう載るか」、というイメージをもって欲しいですね。リリースの形式は、基本的なフォーマットがきちんとしていることが大切ですが、それ以上に客観的なことと主観的なことをしっかり区別してほしい。事実ベースでないと、企業の信憑性自体が下がってしまいますよ。
今後もCNET Japanはハイテク分野でのビジネスジャーナリズムをオンラインメディアとして確立していきます。発展途上ですが、常にいろいろ改善していきますのでご期待ください。



“こちらIT広報室”編集部から
 編集とマネジメントを同時にこなす山岸編集長は、今年28歳。旺盛なチャンレンジ精神と、プロの判断力で、CNET Japanを牽引している印象を受けました。今後の展開が楽しみです。




 ■ CNET Japan ■
      URL http://japan.cnet.com/

■ 取材・原稿 : 富永 周也      
(News2u 広報アドバイザー)


Follow us!

ネットPR.JP 記事カテゴリー

ネットPR.JP 記事年別アーカイブ

ネットPR.JP 最新記事

ネットPR.JP 記事カテゴリー

ネットPR.JP 記事年別アーカイブ