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師走とメディア・リレーション

公開日:2007年2月16日

 とにかく気ぜわしい歳末、この時期は業界・業種に関係なく多忙な日々が続きます。
メディア関係者も例外ではありません。特にテレビ・ラジオ、新聞などのデイリーなメディアは歳末から新年にかけて記事をストックしておかなかればならず、通年で最も多忙になります。
普段から忙しそうなマスコミ業界、リリースをしても掲載は厳しそう・・・。でもこんな時こそ、メディアと良いリレーションを作るきっかけがあるかもしれません。「記者も走る」師走のメディア事情をお伝えします。


行く年来る年、編集は同時進行
紙メディアは12月、通常業務と新年号の準備が並行して行われます。
新年号の広告と特集企画で紙面の骨子を作った後、編集部門では手持ちのニュースソースから年度内に記事化するもの、新年号の紙面を飾るものに振り分けていきます。新年号の編集は月刊誌なら12月中旬、新聞は第4週まで続きます。
今年だと行政関係は28日で御用収めですが、デイリーメディアは30日ごろまで通常業務が続きます。インターネットのメディアは28日以降更新ペースを落とし、元旦は休刊。通常体制に戻るのは7日以降です。


暗い、固い、横並び? 12月の紙面
枯れ複数の紙面を比較してみてください。年末はその日のニュース(日もの)以外に、全国紙ならフロントページや社会・政治・経済面に年内の回顧記事・検証企画が掲載され、経済紙は、行政・民間の発表や決算報告や人事・組織変更に連日紙面を割いています。各紙とも報道ずみの記事を二次加工しつつ、新年用の取材を進めている状況が判ります。IT不況に同時多発テロなど、各社とも全体のトーンが暗めなのは致し方のないところですが、メディアは少しでも紙面に新規性を盛り込もうと、超タイトなスケジュールの中アンテナを緊張させています。
これまでパブリシティの効果が今ひとつだった広報担当者にとっては、挽回のチャンスです。


メディアと企業、出会いのチャンス
 「第2経済面の左肩、何か入れられそうなネタないか?」締め切り時間が迫る中、記事や写真の割り付け段階で予期せぬスペースが出来てしまい、デスクから現場にこんな声が飛ぶことがしばしば。
業界では古くから「記者ならいつもネタの3つは持っておけ」などと言われますが、歳末は連日のハードな出稿で在庫切れ。こんなとき、絶妙のタイミングで届くプレスリリースがあるのです。
広報担当者としては文書作成のルールを抑え、さらに電話で送付先に簡単なエクスキューズをしておく。よほどニュース性に乏しい内容でない限り、リリースする意義は十分あります。事実、年末年始に、これまで接点のなかった広報担当者とメディアに新しい「出会い」は珍しくありません。

 「出会い」があったら、新年以降のフォローコンタクトでコネクションに育てましょう。
年明けなら、メディア各社や記者クラブに年始の挨拶が有効です。記事を書いてくれた記者の情報(連絡をとりやすい時間帯、社外での連絡先など)ヒアリングしておくと有効です。
官公庁、NHK内の記者クラブなどいずれも12月28日から1月4日まで休業。在京の民間クラブは兜倶楽部や経団連記者会のように4日から稼動(東商クラブや日本記者クラブなどは7日から)しますが、初日は記者間の内輪の挨拶のみというのが恒例。
広報担当者は7日をめどに上手にコンタクトし、良好なリレーション構築をスタートさせたいものです。

■ 取材・原稿 : 富永 周也      
(News2u 広報アドバイザー)

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