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Ustreamで「資料が見やすい」「声が聞きやすい」ライブ配信をする方法

公開日:2013年11月18日 | 最終更新日:2014年10月2日

配信することに成功はしたけど……。
上司「昨日はおつかれさま。やればできるじゃん」
僕「あ、はい。ありがとうございます」
上司「でも、わかってるよね?」
僕「はい……。コメントの『声聞こえづらい!』、『資料読めない!』……ですよね?」
上司「そう。で、ここに5千円あります。これで今週末までになんとかならん?」
僕「ならんです」
上司「いいからやれ」
僕「はい(真顔」

一難去ってまた一難。出来たら出来たで次からは更に高い要求が出ることは常です。むらかみです。
前回の寸劇のあとに営業セミナーとイベントのライブ配信をした僕は、初心者にありがちなところで見事につまずいてくれたようです。
Ustreamなどのライブ配信でよくある失敗例として

  • 音声が聞き取れない
  • カメラの映像だと資料が読めない

などが挙げられると思います。
見えない・聞こえない配信は、閲覧者にとってストレス以外のなにものでもなくて、すぐにでもウィンドウを閉じたくなります。
逆にこの基本がちゃんと出来れば、最後まで見てくれる人は増えるはず!
今回は、見やすい聞きやすいライブ配信をテーマに書きたいと思います。

音声を聞き取りやすくする

会場のスピーカーから流れる音を前回のエントリーのようにカメラ内蔵のマイクで拾うとどうしても音がこもってしまい、鮮明には聞こえません。
ですので、可能であれば会場の音響設備から音声を出力してもらい、それをPCに取り込みたい。
マイクを通さない分、クリアな音声を配信できます。(※まともな機材と専門家が揃えばマイクで録ってもクリアになりますが今回この条件はないものとします)
では、どうやってPCに取り込むのか。

USB接続のオーディオインターフェイスを使う

そもそもオーディオインターフェイスとはなんぞやという話ですが、簡単に言うと、音をパソコンに取り込むための機材です。
ノートPCにマイク端子がついてるけど、これつかえないの? という疑問は当然出てくると思いますが、一般的な音響設備の音声出力をマイク端子につなぐこともできますが、特に対策を施さない場合、ほぼ確実に音が割れてしまいます。
オーディオインターフェイスを利用すれば、それを防ぐことが可能かつ、手元での音量調整、ヘッドホン、イヤホンでのモニタリングが容易など、いいことずくめです。

その種類は、前回のカメラと同じく一般向けからプロ用のものまで、数千円~言えないような額のものまでと、ピンからキリまであります。
しかし、今回は最低一人で配信が出来るような規模のもの(自社開催のセミナー、イベント)を想定しておりますので、そこまで大層な機材は必要ありません。

そんな前提の中、選定したものは「BEHRINGER XENYX 302USB(Amazon)」というミキサーとイコライザーを内蔵し、多機能小型軽量で持ち運びやすい、ライブ配信にうってつけの機材です。

BEHRINGER XENYX 302USB

これを購入して付属のケーブルでPCとつなぐだけで会場の音声出力をパソコンに取り込めるようになります。OS標準のドライバで動作可能なのでインストールが自動で行われ楽ちんです。

また、どうしても音響の音声出力を得られない場合はPC用マイクよりいいマイクを繋ぐことも容易にできますので、もしものときにも役立ちます。

※実際に配信を行う際、会場の下見が可能な場合、設備についてのメール・電話での質問が可能な場合は、音響の利用についての確認と、機材の確認をし、適切な接続ケーブルをご用意ください。

資料を見やすくする

次は見えない問題についてです。
資料をカメラで撮影すると、どうしても文字が潰れたり滲んだりと、お世辞にも見やすい映像にはなりません。
では、どうするか。
今回は、PCの画面上に表示したスライドを直接配信してみたいと思います。

Ustream Producerを使う

まずは、Ustream公式配信ソフトのUstream Producerをインストールします。

紹介ページにアクセスし、無料の通常版からお使いのOSに合わせてプログラムをダウンロードします。

ウィザードに沿ってインストールを行います。(画面はWindows版になります)

Ustream02_01

Ustream Producerを起動するとログインを求められるので、Ustreamのユーザー名パスワードでログインしてください。

Ustream02_02

ウィンドウ内中心よりちょっと下のアイコンが並んでるところの、左から3番目の画面アイコンをクリックしドロップダウンメニューを出したら「このコンピューターで Desktop Presenter を起動」をクリックしてください。

Ustream02_03

下記のようにファイアウォールの設定変更の指示が出ますが、今回は同一コンピュータ内で動かすので特に気にせず「OK」を押してください。

Ustream02_04

Desktop Presenterが起動しますので、選択プルダウンメニューから「スクリーンの領域を選択」を選択してください。

Ustream02_05

あらかじめスライドをAdobe Readerなどのアプリケーションで開き、ウィンドウを適当な大きさに調整しておき、「領域の変更」ボタンをクリックします。

Ustream02_06

配信するエリアをドラッグアンドドロップで資料の大きさに調整します。

Ustream02_07

Ustream Producerの画面に戻り、アイコンの一番左の「カメラアイコン」をクリックし、ドロップダウンメニューのプレゼンターから「コンピュータ名 ショットの追加」をクリック

Ustream02_08

これでスライドを配信する準備が整いました。

Ustream02_09

最後に、各映像入力をクリックし黄色枠を出した後、アイコン右から2番目の音声入力を選択、下部左の二段になっているドロップダウンメニューの上側でチャンネルを選択するなど、もろもろの調整をした後、下部の「配信の開始」をクリックすると配信が開始されます。

Ustream02_10

これで、資料などの画面をカメラを介さず直接配信できるようになりました。
この方法を使えばPCの画面に出るものであればブラウザなどの大半のアプリケーションを配信内に組み込めます。
また、下部のサムネイルをクリックすると画面とカメラを変更したりできますので、うまく使うとかっこいい配信ができると思います。
この記事がよく聞こえてよく見える配信づくりのお手伝いになれば幸いです。

それではまた。

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