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基本は押さえておきたい!マーケティングに役立つ色彩心理学

公開日:2014年6月10日

こんにちは、おざえりです。

みなさんはマーケティングと聞くとどのようなイメージをされますか?営業・販売、市場調査・分析、販促プロモーションなどなど、、。数字に基づいた戦略や仕組みづくりやをイメージする場合が多いことと思います。
そこで今回は別方向からのアプローチとなる「色彩」の持つ人間の感性へ与える作用マーケティングに役立てる方法をご紹介します。

それでは、突然ですが質問です。

Q:色で人は誘導されるのでしょうか?A:誘導されます。そんな単純にいかないでしょーと思ったあなた、実は誘導されているのです。

色は心理や生理的に影響を与えるので、直感的に自分が感じた印象として素直に受け止められることが多く、無意識のうちに誘導されている場合が多いのです。逆に言うと、色彩の作用を知っていれば、色で人々を目的の方向へ誘導することが可能ということになります。

色の持つ意味

人は何世紀にも渡って、色に意味を与えてきました。繰り返し同じ意味を色に持たせ続け、それぞれの色の意味が固まってきたのです。色の世界には最初から感情や意味があったわけではなく、文化的・社会的に形作られてきた歴史があります。

色の持つ意味

※上の画像は、主に欧米諸国の一般的な解釈となります

このように、色の持つ意味を理解した上で、訴求したい方向性と擦り合わせていくと、ターゲットに合ったブレないカラー設計が可能です。

色の働きと消費効果

人は幼い頃より、自分をとりまく環境や経験から様々なイメージを学びとっています。そういった成長の過程で慣れ親しんだイメージが積み重ねられ、色に対するイメージのデータベースが出来上がっていきます。

下記の表に、色が人へ与える影響と効果的な取り入れ方をまとめました。

人間の感情的興奮や刺激をもたらす色です。非常に目立ち、視覚誘導する時も認識しやすい色なので、緊急性を演出するセール広告や購入ボタンなどによく使われます。
オレンジ 楽天的な印象をあたえ、陽気にみえる色です。行動喚起させる色としてよく見られます。消化、新陳代謝をよくする作用があるため、食品を取り扱うコンテンツにもよく使われます。
喜びや希望を与え、社交的で楽しい気分を生み出すため、ウィンドウショッピング中の人に効果的です。交感・副交感神経を刺激するため注意喚起にもよく使われます。
緊張感を和らげ、リラクゼーションをもたらす色です。自然、平和、幸福、環境へのやさしさをイメージさせるため、エコや教育関連のコンテンツでよく使われます。また脳がリフレッシュするため新しいアイデアが必要な場合も効果的です。
空と海の色であるこの色は、精神的に落ち着かせる作用があるため、信頼感や安心感を生み出します。銀行やビジネス系のコンテンツでよく使われます。また食欲を減退させるため、食品関連には不向きです。
古代から特別な色として用いられており、高貴さ優雅さを表すため、落ち着いた雰囲気づくりによく用いられます。右脳に働きかけ、感受性や美しさへの感度を高めるため、美容品などにもよく使われます。
力強さや高級感を与えるため、贅沢品のマーケティングでよく使われます。洗練されたシャープなイメージもあるためファッション業界でもよく使われます。
純潔さや清潔感を表すので、神聖なものや医療関係によく用いられます。白はどこにも偏りのない無限な色であり、空間を広く感じさせる作用があります。
グレー 柔軟色、沈静色と言われ落ち着いた雰囲気を与えるため、オフィスなどでよく用いられます。また、組み合わせる色によってイメージが変化するため周囲の色を上品に引き立たせたい場合によく使われます。

※上の表は、主に欧米諸国の一般的な解釈となります

色の働きを効果的に消費活動へ繋げている例として、マクドナルドスターバックスアマゾンなどがあります。

マクドナルド店舗のカラー設計は、暖色を多く使用しており、顧客の回転率を上げる目的から見ると非常に理に適っているといえます。またスターバックスの店舗では、深緑色と茶系で落ち着いた雰囲気にまとめられており、居心地の良さを提供しています。リラックスやリフレッシュを求めて足を運ぶお客様の期待を考慮したものとなっています。
取扱商品のジャンルが多岐にわたるアマゾンサイトでは、商品やキャンペーンを引き立たせるため基本的なレイアウトに使用する色は少なめに設計されています。サイトの最終目的といえる購入ボタンはオレンジで配置され、最大限の効果を発揮しています。

このように色彩の作用を用いることで、人々を目的の方向へ誘導することが可能といえます。伝えたいメッセージをきちんと伝えるためには、色彩心理学の基本を少しでも押さえておくことをおすすめします。

まとめ

色彩の持つ効果は個人の好みや経験に依存し、学術的に裏付けされたデータが少ないため、議論も多いところです。しかし、調査によって色の認識において広範囲のメッセージパターンが見つかったことも確かで、マーケティングやブランディングにおいて色彩はかなり重要な役割を果たすということが言えます。
色は国際的に同じですが、文化によって心理的に受ける影響は多少異なるので、注意が必要です。ターゲットに合った生理や心理作用を共に把握する事が、色を効果的に役立たせるコツとなるしょう。

今回は基礎となる内容をご紹介させていただきましたが、色彩心理学を取り入れることで視野を広げ、マーケティングに対する発想のヒントに繋げるお役に立てればと思います。

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